新商品できました!!
みなさん、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
こちらフィリピンはここ最近よく晴れる日は続いています
洗濯物は乾くし、お家の中は湿っぽくないし、なかなか快適です
ただ、ちょっと太陽が出ている時間が長くなると
とたんにうだるような暑さになってしまうところが・・・
日本のような「過ごしやすい陽気」が恋しくなる今日この頃です。
さて、今日はTATAGと一緒に行っている
「ライブリフッドプロジェクト」についてお伝えしようと思います
2008年からタタッグとACTIONが行っているのは、
「アルミジュースパックの袋を再利用したリサイクルバッグプロジェクト」。
詳しい内容を知りたい方はぜひ、以前の記事をご覧ください
記事②「ジュースバッグの販売を通してTATAGをサポート★」
今年に入り、少しずつ注文数も増え、商品の質もかなり上がり、
なかなかいい感じになってきました
しかし、まだまだ注文は不定期でしか入ってこない状態で、
しかも注文はほとんどACTIONが運営している
チャリティショップ「sari sari」から。
チャリティショップについて詳しく知りたい方は、
こちら
からお店のブログをご覧いただけます
お店だけでなくもっといろんな場所で販売し、
より多くの人に存在を知ってもらいたいと奮闘中なのですが、
やっぱりもっといろんな種類の商品があったほうが
マーケットの拡大もしやすいのでは・・・と考え、
タタッグのスタッフとほかのNGOの商品を見てみたり、
NGOが集まるイベントを訪問してみたりしながら、
自分たちにも作れそうな商品を考えてもらいました
いろんなアイディアが出たのですが、
まず挑戦してみよう!となったのが、
「レジ袋」を使って製作する「プラスティックバッグや小物」
なぜ、やってみよう!となったかというと、
実際に、作って販売している
タタッグメンバーのお母さんがいたからなんです
彼女は普段、道端に出ている露店の店番をお仕事にしているのですが、
お店番だけでは時間がもったいない!ということで、
その空いた時間を使って、副業としてこのバッグづくりをしています。
お店番をしながら製作をしているので、
道行く人の目に意外と留まるようです
また、お店にきたお客さんが興味を持ってくれることもあるようで、
そこから注文に発展することも多いとか
このお母さんの商品を試しに買って、
日本事務局のスタッフに見てもらったところ、
「これはきちんと改良すれば日本でも売れるようになるかも」
といううれしい回答が
さっそくお母さんと一緒に試行錯誤の日々が始まりました
日本側のスタッフや商品開発ボランティアの方に
デザインのアイディアを出してもらい、
その案をもってお母さんのところへ。
色やデザインを細かく指定して、
少しでも日本人の好みに近づけるように工夫しながら
いろんなデザインのサンプルを作ってもらいました
この過程中、商品開発を手伝ってくれているはるちが
フィリピンを訪れる機会があったので、
お母さんのところへ案内し、実際に袋の色味をみながら
商品のオーダーを修正したりもしてくれました
「はるちが日本でアイディアを出してくれてるんだよー」
とお母さんに伝えると、
「そうなの?こんな風に直接会って話せるなんて、なんか不思議ね」
「素敵なアイディアをどうもありがとう」
と嬉しそうに言っていました
はるち、日本事務局のさっちん、
いつもかわいいデザインを考えていただき、ありがとうございます
はるちが手に持っているバッグは
フィリピン事務局のユイお気に入りのデザインです
こちらはミックスカラーのトート
ショルダーバッグ軽いのでお子様用にもおススメ
さて、そうして出来上がったサンプル。
さっそく日本に送り、2人の反応をみてみると・・・とても好評
それぞれのサンプルを追加でオーダーしていただき、
今月1日&2日に行われた日比谷公園でのグローバルフェスタにて、
新商品として販売をしてもらうことができました
お客さんからも「素材がやわらかい!」「かわいい!」など
良い反応をいただけたようです
また、実際に購入してくださった方も何人かいらっしゃったとのこと
とっても嬉しいですね
商品を手にとってくださった方、実際に購入してくださった方、
本当にありがとうございます
グローバルフェスタ出展時の様子
屋根下のバッグたち、カラフルで目立ちますねー
店内にはジュースバッグもたくさん並べられています
今後はこの商品の作り方をほかのお母さんにも教え、
製作するお母さんの数を増やしながら、
マーケットも拡大していきたいと思っています
これまでジュースバッグのみだった商品ですが、
今後はこのプラスティックバッグも一緒に、
タタッグとお母さんを応援する商品として頑張っていきます
みなさん、チャリティショップ「sari sari」へお越しの際は、
ぜひ、この2点も手に取ってみてくださいね
フィリピン事務局
戸塚 真希