8月スタディーツアー② | ニニョス・タタッグブログ

8月スタディーツアー②

みなさまこんにちわかっぷる





前回に引き続き、8月のスタディーツアーについてご紹介したいと思います。

今回は、3日目と4日目についてです心だよ

参加者のみなさんは、2日目の夜からホームステイをしているのですが、

今回はシーボルAという傾斜の高い山の一部にある地域でのステイです。
水道はもちろんなく、トイレと電気のない家もありました。




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雨がふるとこういった具合になります



シーボルAでのホームステイは初めてなので、

今回も、受け入れてくれた家庭全てが始めてのホームステイでした。

事前のオリエンテーションでは、

まずホームステイとは何かというところから話しがスタートしました。

どのお母さんも、最初は「うちなんかで本当に大丈夫なの?」

「家小さいし、トイレもないし恥ずかしい・・・」と言っていましたが、

ツアーが近づくにつれて「明日大掃除するのよ」「今英語頑張って勉強してるの」など、

お母さん達も楽しみなんだなーと思える言葉がたくさん聞けましたあ


ここの地域には、ワーキングチルドレンもいるので、決して裕福な地域ではないですが、

それでもいつも笑い声が響いている、とても温かい地域ですクローバー




3日目の午前は各家庭でのんびりしてもらい、

午後はストリートエデュケーションに参加しました。

といっても、今日も雨。。。今回はTATAGのオフィスでエデュケーションを行いました。



8月29日は、フィリピンは英雄の日といってフィリピンの独立に寄与した人を

称える日ですので、それにちなんで、今回は3つグループを作り、

各グループでフィリピンの英雄のしたことを演じることになりました。







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このグループは、ラプラプという方を演じていました。

スペイン人の侵略と戦かった方で、軍勢を率いたマゼランを、

原住民の戦士とラプラプが侵略を阻止し、マゼランを倒しました。

劇では、マゼランとの戦いを演じていました。


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このグループは、メルチョラ・アキノ(タンダン・ソラ)という方を演じました。

スペインからの独立を目指していたカティプナンという組織を、財政的に支え、

負傷者や病人の看護も行っていました。

劇では、スペイン人に負傷させられたカティプナンのメンバーの治療をしていました。




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このグループは、ベニグノ・アキノという方を演じました。

上院議員として、マルコスの独裁政権と戦い、最後は暗殺されてしまった方です。

劇では、マルコスに戒厳令の廃止を訴えたが飲み込んでもらえず、

最終的には暗殺されてしまうところまで演じていました。




どのグループも完成度がとても高く、そしてわかりやすく、私自身勉強にもなりました。

参加者の方々は、戦士や議員をしっかり演じてくれていましたワラ

自己紹介では、名前と年齢の後に人生で恥ずかしかったことを言わなければならず、

参加者さんの面白いエピソードがたくさん聞けました手描きふうぶた




3日の夜もホームステイ先で過ごしてもらい、あっというの2泊3日が過ぎました。

4日の午前は、みなさんギリギリまでステイファミリーと過ごし、

最後はファミリーが見送りに来てくれましたブーフ

今回私はホームステイをしませんでしたが、みんなのお別れの姿を見て、

すごく温かいファミリーだったんだろうなと感じました。

どのお母さんも、「2泊じゃ短すぎるわよ。3泊に変更して」と私に言ってくる姿を見て、

今回この地域でホームステイを受け入れてもらえて良かったと思いましたアイアイ


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最後にみんなでパシャリ




涙のお別れをしたあとは、盲ろう学校ニニョスパグアサセンターへ移動しました。



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今回はマンツーマンで手話の練習です


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点字は問題用紙が配られ、みんな点字で単語を作っていました


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ニニョスのアクセサリーやマンゴージャムなど買ってくださりました


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夜は、子ども達からマッサージをしてもらいました



手話や点字の体験をしたあとは、参加者さん同士でのんびり過ごしました。

子ども達にマッサージしてもらう方や、参加者さん同士で語り合う方などいました。

それでは、残りの2日間については次のブログでご紹介しますうさぎ




フィリピン事務局

赤石ユイ