Congratulations!!!!!
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
気づけば4月も後半に入っていました
ちなみに、こちらフィリピンは夏真っ盛り
毎日暑い日が続いています
が、子どもたちにとっては楽しい夏休みの真っ最中です
さて、今回は3月29日に行われた
TATAGの大学生たちの卒業式の様子をお伝えします
TATAGではオロンガポ市内にあるアウラ大学と提携し、
「Study Now Pay Later Joint Scholarship Program」という
大学生向けの奨学金プログラムを実施しています
「貧困地域に住む青少年が大学で勉強し
卒業後にきちんとした職に就くことができるように」
という目的で実施されているこのプログラム
在学中、奨学生はECCDの先生や
エドゥケーションのボランティアとしてTATAGで活動しています
そして、卒業後きちんと仕事に就いたあとで、
奨学金を大学に返済していくシステムになっています
今年度の卒業生は、
エドゥケーターとしておなじみのジャスミン、
エドゥケーションでボランティアをしているマイケル、
ECCDの先生をしているラリーン、フェサメ、ニニョ、ジェーン、
地域で子どもたちのミーティングをとりまとめているチェリアン
の7人です
会場前にいたチェリアン(左)とマイケル(右)
TATAG代表のクヤビル(左端)もお祝いにかけつけていました
卒業証書を手にしたジャスミン
お父さんが卒業式に来てくれていました
ニニョは「Best in Teaching Demonstration in Mathematics」
TATAGのみんなのお母さん、
式終了後、元卒業生・在校生と一緒に
どの子も在学中は大学の勉強はもちろん、
TATAGでの活動にも精力的に取り組んできました
自分で努力して奨学金プログラムにパスし、
大学で勉強するためにTATAGでの活動も同じくらい頑張る
みんなのパワーとモチベーションの高さには
いつも頭が下がります
そして、みんな本当に明るくておもしろくて優しい、
子どもたちの頼れるお兄さん・お姉さん
ECCDでも地域でもエドゥケーションでも、
子どもたちを上手にまとめ、ひっぱっている実力派
そのため、みんながTATAGを卒業していくときは
かなり寂しくなってしまいそうです・・・
こちらは日本と違い、
ほとんどの学生が卒業後に仕事を探したり
インターンシップ等で経験を積んでから就職したりするため、
みんなもしばらくはそれぞれの場所で活動を続け、
仕事を始めるときにTATAGも卒業となります
大学で学んだことやTATAGでの経験を活かし、
社会に出たあとも自分たちの夢や目標に向かって
チャレンジを続けていってほしいと思います
そして、今後TATAGの奨学生となる子たちにも、
彼らのあとを引き継いで頑張ってもらいたいですね
フィリピン事務局
戸塚 真希