ECCD卒業式&修了式★2010-2011
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
今日で3月も終わりですねー
3月といえば、卒業シーズン
こちらフィリピンでも、毎日のように
いろんな学校で卒業式が行われています
3月19日には、TATAGの運営するECCDの卒業式も行われました
さっそく、そのときの様子をお伝えしますね
今年の卒業式&修了式に参加した子どもたちは計約120名
ECCDのプログラムは2年間となっているため、
いつもは1st sessionと2nd sessionに分かれて授業を行っています
1st sessionは3~4歳、2nd sessionは5~6歳の子どもたちが通っています
つまり、1st sessionの子どもたちは幼稚園1年生、
2nd sessionの子どもたちは幼稚園2年生というわけですね
そんなわけでこの日は、1年生を終える子どもたちにとっては修了式、
2年生を終える子どもたちにとっては卒業式だったのです
後ろの壁のタペストリーは先生たちの手作りです
通い始めの頃は、お母さんが常にそばにいなければ
落ち着いて授業を受けることができなかった子どもたちですが、
先月いくつかのECCDを訪問してみると
どの子も積極的に授業に参加していました
そして迎えた晴れの日
お母さんと一緒に入場してきた子どもたちは
とても堂々として大きく見えました
入場が終わるとお祈り、国家斉唱があり、
卒業生代表の言葉などが続きます
そして、メインはなんといっても、
卒業証書&修了証書の授与と各賞の授与です
1人1人担当の先生に名前を呼んでもらい、
舞台にあがって証書や賞が授与されました
みんなおしゃれをして、ガウンを羽織っていました
子どもたちによるダンスの発表
子どもたちによる簡単な劇の発表
ここ、フィリピンではこういった式でおくられる賞というのがとっても重要
どの子どもたちにも必ず何かの賞がおくられます
英語、数学、国語など勉強面でがんばった子どもたちが
それぞれ教科ごとに表彰されたほか、
思いやりがあるで賞
礼儀正しいで賞
積極的に活動したで賞
などなど、生活面での表彰もありました
お父さん・お母さんとともに舞台に上がり、賞を受け取る子どもたち
賞のメダルを受け取った子どもとそのお母さん
そして、最後はこの日まで練習してきた歌をみんなで合唱
簡単な振り付けもあったのですが、
みんなが一生懸命、歌いながら踊っている姿はとっても可愛かったです
練習の通りできたかなー
式のあと、舞台で先生と一緒に記念撮影をする子どもたち
これまで、ACTIONではワークキャンプで
5つの地域にECCDの教室を建設してきましたが、
その教室でこんなにたくさんの子どもたちが
元気に勉強したり、遊んだりできているのだと思うと、
なんだかとても温かい気持ちになりました
もちろん子どもたち自身の頑張りはもちろん、
お父さんお母さん、家族の支えもあり、
子どもたちがこの晴れの日を迎えることができました
この1年で学んだことをステップにして、
つぎの学年や小学校でも元気に頑張ってほしいと思います
みんな、卒業&修了おめでとう
フィリピン事務局
戸塚 真希