デニース通院後
みなさまこんにちわ
引き続き、デニースについてお伝えしたいと思います
6週間という長い期間病院へ通い、
先生から「手術の必要は今のところない」という最終診断もしてもらい、
普段の生活に戻ったデニース
今までの生活と違うところといったら、矯正器具をつけていることだけですが、
それが彼女の生活にどれだけ影響するか、とても心配でした
また、病院へ通っていたときは、
リハビリで歩くことを本当に嫌がっていて、ずっと泣いていました
なので、ちゃんと歩いているか、
嫌がってデイジーに抱っこしてもらっていないかなど、とても不安でした
いくら足首がきれいに真っすぐになったとしても、
本人が嫌がって歩かなかったら、治ることもなく、全く意味がないからです
しかし、通院後しばらくしてからセンターへ行くと、驚くべき光景がありました
デイジーと追いかけっこをしているデニース
歩くというより、走り回っています
お母さんが大好きで、ずっと付きまとっています
その姿は、全然歩くのが嫌そうではありません
とても楽しそうに歩いています
まだまだ普通の子のように歩けない面もありますが、それでも走り回っていたり、
何よりも歩くのを楽しんでいることが本当に嬉しかったです
この日は、デニースの新しい靴を買いにでかけました
今履いているブーツは、新しい靴を買うまでの代用品として
ニニョスのスタッフがデニースに合うものを探してくれたものなので、
改めてデニースの靴を探す必要がありました
お店に着くと・・・
おもちゃもたくさんあってウキウキのデニース
階段も、自ら歩くといいました
その後、いくつか靴を試着しました
試着中
センターのスタッフから、膝までちゃんと長さがあり、
紐などでしばれるタイトな靴の方いいと思うと言われ、
それをメインで探したのですが、矯正器具が大きく、
矯正器具を着けた足が靴に入るサイズは、
低学年の子が履くくらいのサイズになってしまい、
膝まではしっかり収まっても結局本来のデニースのサイズとは合わなかったり、
また、膝までの靴になるとちょっとこじゃれたものになってしまい、
ヒールになってしまいます
なので、この日はとりあえずセンターの人が用意してくれたブーツの方が良い
という判断になり帰ることになりましたが、
少しでも早くデニースに合う靴を見つけたいと思います
帰り道
10月末からデニースの治療に関わらせていただきましたが、
長いようで本当に早かったです
一番最初に病院で診察してもらったとき、
「このセメントで本当に良くなるのかな」と、とても不安でしたが、
その後担当医の先生と話していき、この人たちは本当に子どもが好きで、
病気を患っている子どもをたくさん治療してあげたいという気持ちがとても伝わり、
この先生方に診てもらえて良かったと思いました
もちろん、まだ完治もしていなければ、
手術が100%必要ないとも言われていません
しかし、通院中のデニースの頑張り、
通院後も自分からしっかり歩いている姿を見て、
本当に手術の必要性がなくなるといいなと、心から思いました
今回は、最終的に治療途中という報告になってしまいましたが、
また何かデニースの進捗情報がありましたら、ブログで報告しますね
最後になってしまいましたが、
今回デニースのためにお金を集めてくださったさわさん、
そしてお金を寄付してくださった方々、
みなさまに、心よりお礼申し上げます
本当にどうもありがとうございました
フィリピン事務局
赤石ゆい