11月20日は何の日?
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
クリスマスまでちょうど1ヶ月を切りましたねー
初めてのフィリピンでのクリスマスなので、今から楽しみな私です
さて、先週の土曜日、11月20日が何の日かみなさんはご存知ですか
以前、ブログでお伝えしたかもしれませんが
11月20日は「世界こどもの日(Universal Children's Day)」
1959年のこの日には、国連で「児童の権利に関する宣言」が採択され、
1989年のこの日には、「児童の権利に関する条約」も採択されました
このように、これまで11月20日には、
「こども」がキーワードとなる出来事がたくさんありました
また、国連では各国の政府が適当と考える日を
子どものために活動する日とするように呼びかけています
日本では、5月5日の「こどもの日」がこの日に当てられていますね
そんなわけで、先日の11月20日には
TATAGでも「こども」に関連するイベントが行われました
今回のブログではそのときの様子をお伝えしたいと思います
この日行われたのは「Awarding Ceremony」というイベントで、
TATAGの関係者、招待客など多くの人で会場が賑わいました
当日の会場の様子
今年で5年目となるこのイベントでは、
毎年、オロンガポ市内の小学校と高校から
「Most Child Friendly Teacher&Principal」を選び、表彰しています
今年も約25名の先生たちがノミネートされていました
市内の多くの小学校・高校には、
TATAGが奨学支援を行っている子どもたちが通っています
つまり、ノミネートされた先生たちは、
子どもたちが普段の学校生活で関わっている先生というわけです
子どもたち、お母さんたち、先生たちに投票してもらい、
TATAGのスタッフがインタビューを行ったうえで選ばれた先生たちだそうです
「もちろん、子どもにとって一番フレンドリーな先生だから、
子どもたちの意見を1番重要視して選んだよー」と
TATAGのスタッフの1人が教えてくれました
そして、その中から7人の
「Most Child Friendly Teacher&Principal」が選ばれ、
大きなスクリーンで普段の授業の様子などが紹介されたあと、
ステージにて表彰式が行われました
この日のために、TATAGのスタッフは
事前に各先生にインタビューをしたり、
先生方や各学校の写真を撮りに行ったりしていました
私も何回か写真撮影を頼まれて、
先生達への取材についていったのですが
どの先生もとても優しく、
初対面の私に対しても温かく接してくださいました
そして、イベントの主催側のTATAGからは、
子どもたちがダンスや劇などを披露
このイベントのために、かなり気合を入れて練習をしてきたみんな
中心となって頑張っていたエドゥケーターのシータやメーアンは、
練習の際に声を出しすぎて、声がかれてしまっていたほどでした
プログラムのトップバッターを務めました
フラッグを使ったダンス
見た目よりかなり重くて大変そうでした
毎週末の練習に加え、
直前の1週間は放課後や授業のあき時間に
オフィスに来て練習や会場の装飾の準備などをみんなでしていました
その頑張りの甲斐があり、
当日のステージはこんなにかわいく仕上がりました
このステージで、どの子たちも充実したダンスや劇を見せてくれました
大役を終えたみんなはほっとした表情
始まる前はちょっと緊張していた子たちも
イベント終了後にはこの笑顔です
ECCDの生徒たちもこんなにかわいい衣装をつけて頑張りました
みんな、お疲れさまでした―
今回のイベントは、TATAGが活動を行っている
オロンガポ市とその周辺地域の学校の先生たちに
TATAGが行っている活動を理解してもらえるようにと、
毎年開催されているそうです
こんな風にして、先生たちとの信頼関係を築きながら
地域に根ざした活動を続けているTATAG
そんなTATAGと協力し、
オロンガポ市と周辺地域を元気にしていけるように
ACTIONも更に頑張っていきたいと思います
フィリピン事務局
戸塚 真希