9月スタディーツアー②~ホームステイ~
みなさまこんにちわ
引き続き、9月スタディーツアーについてお伝えしたいと思います
今回は、2泊3日のホームステイについてです
ホームステイの場所を一緒に選んでくださるTATAGの人とも話し、
今回も初めての地域にしました
場所は、ドームラオというオロンガポからジープニーに乗って15分くらいの
海が目の前にある地域です
なので、ここの地域の人は、漁師さんが多いようです
ここの地域は、
足場の悪いところを歩かなければ家に辿りつけない家庭がいくつもあります
そして、今回のステイの内2家庭が、家にたどり着くまで足場の悪い家でした
2家庭は山の下にステイし、1家庭は少し長い階段を上った上、そして
足場の悪い家庭のうちの1家庭は、下の写真のような道を歩いてたどり着きます
雨だと本当に危ない足場です
その道を登り、たどり着いた1家庭
そして、更に先へ進むと下のような傾斜が現れます
少しわかりづらいですが、一人では上るのも下るのもきつい傾斜です
※上では男の子たちが上るのを手助けするためにスタンバイしています
そしてたどり着いたもう1家庭
フラッシュをたいていたので明るいですが、
ここの家庭は電気は通っていませんでした
他にもさまざまな家庭がありましたが、
ここの地域の方々は本当に優しくて、おもしろい人がたくさんいらっしゃいました
海が近いということもあり、2日目の夜はナイトビーチをステイ先の家族、
地域の子どもたちとしました
子どもたちもおおはしゃぎでした
こんな暗くなっても、まだまだ元気です
海のあとは、みんなでご飯です
お母さん達の作ったご飯はただでさえおいしいのに、
たくさんの家族と海で食べたので、更においしく感じました
また、参加者の方々が買ってきたお菓子に子どもたちは大喜びで、
たくさんあったお菓子は一瞬でなくなってしまいました
ご飯を食べる前、ここの地域の長のような方が、
「私の家は電気もないし、山の上にある。それに貧しい。
けれど、家族みんな仲良しなんだ。でも、自分の家なんかで日本人を受け入れても、
みんなが楽しんでくれるか心配だったし、不安だった。
でも、子どもたちも日本人のみんなが大好きだし、私たち家族は本当に楽しかった。
みんなが楽しかったかどうかはわからないけど、この気持ちをみんなに伝えてほしい。
私たちの住むこの地域、ドームラオに来てくれて本当にどうもありがとうって」
とおっしゃいました。
ホームステイ最後の夜にこのような言葉をいただけて、参加者のみなさんも自分の気持ちを伝えたり、もっと家族と話すようにしていました
温かいお言葉、どうもありがとうございました
そして
みんな遊びつかれて各自家に帰ると思いきや・・・
ある1家庭にみんなで集まり、ビデオケ(カラオケ)タイムが始まりました
日本人は、強制的に一回は歌わなくてはいけなかったのですが、
みんなちゃんと唄ってくれてよかったです
みんな、ほんと上手でした
各ファミリー大集結
ノリノリのお母さん
フラッシュをたいたのでちょっとわかりづらいですが、
横にいる男の子の懐中電灯がいい感じにディスコのミラーボールのようになっていて、
みんな大笑いでした
そして、そんな楽しかったホームステイも終わりの日を迎えました
私がみんなを迎えに行くと、号泣している参加者、子どもたち、
お母さんがたくさんいました
そして、参加者、子ども、家族の方々が最後に伝えていた言葉を聞いて、
もらい泣きをする私
こういう別れの場になると、「大好き」という言葉以上に
大好きという言葉があったらいいのになーといつも思います
最後に感謝の気持ちを伝えるべく、バイオリンを披露する参加者
2泊3日のホームステイもあっという間に終わってしまいました
ドームラオのみなさん、2泊3日本当にお世話になりました
そして、たくさんの思い出をどうもありがとうございました
次の目的地は、ジャイラホームです
さて、どんな1日になるのでしょうか
フィリピン事務局
赤石ゆい