PETAトレーニング3日目
ついに、迎えたPETAトレーニング3日目。
この日は朝からみんな、午後からの発表会のために練習をしていました
それぞれ、与えられたテーマと表現方法で演出しました。
最初の班はキャンパーにお馴染みのエドゥケーターのシータとメアンの班。
メアンとシータ以外のメンバーは、2人のように今までトレーニングなどを
受けたことがなかったので、2人はこの班を引っ張っていくのが
難しかったようです
何度も何度もPETAのスタッフから、
アドバイスをもらいながら、頑張っていました
ここの班は、テーマがdevelopment(発達)、表現方法が踊りでした。
続いて、エドゥケーターのリサの班は、
テーマがparticipation(参加)表現方法はvisual arts(視覚美術)。
子どもたちが家族、学校、コミュニティー、政府の一員として
きちんと参加しようということを、仮面などを使って、表現しました
一人ひとりの仮面の表情が違います。
3番目は、エドゥケーターのジャスミンの班です
テーマは、survival(生存)、表現方法はpoem(詩)。
子ども全員に生きる権利を持っている、中絶反対
を劇を通して訴えました
若く、妊娠してしまったジャスミン。
お腹の子どもに、生まれたら、いっぱい愛情を注いで育てるからね、
と語りかけるジャスミン。
しかし、彼氏のジェラルドは大反対。
そして、お腹の子どもマーラの心の叫び声。。
この班の劇を見て、演じているジャスミンの迫真の演技に、
観客の私たちも感情移入してしまい、見ていたお母さんたちの目にも涙。
そして最後の班はエドゥケーターのアンドリューの班でした
この班は、protection(保護)を自分たちで歌を作詞作曲し、
ドラムを使いながら、表現しました。
すべてのトレーニングが終わった後のみんなの表情は
満足そうでした
達成感で泣いてしまう参加者
最後はみんなで歌って、踊って、まるで、本当の劇のようでした
しかし、そこで終わらない、PETAトレーニング
自分たちがこの3日間学んだことを次に、
どう生かすか参加者で、考えました
話し合いの様子
子どもたちを野菜やプラスチックバックを売っている子どもたち、
ゴミを拾いそのゴミをジャンクショップで換金している子どもたち、
荷物持ちの仕事をしている子どもたち
というように仕事別に、タタッグが支援している子どもたちを分け、
劇を演出してもらいながら、
自分たちが学んだことを教えようという案。
エドゥケーターたちが自分たちで、色々なところで、
子どもたちの権利や児童買春の反対などを
演劇を通してアドボカシー活動をしようという案が出ていました。
次は5月のサマーキャンプで、またPETAと一緒に
トレーニングをしようと話していました
これからPETAとのトレーニングも
定期的に行われるようです
次のトレーニングが楽しみです