PETAトレーニング
みなさん、こんばんは。
フィリピン事務局のあやなです。
今回、1月31日から2月1日に行われたPETAトレーニングの様子を
紹介します
タタッグの活動に参加している大学生、これからもタタッグの活動に
積極的に関わっていくだろう大学生、
高校3、4年生の、合計25名がトレーニングに参加しました
今回のトレーニング内容:
「Trainors Training on Theater Faciliting Skills」
(演劇を使ったワークショップのファシリテーター養成研修)
実際に子どもたちにも演じてもらったり、子どもたちに劇を作らせることで
色々と学んでもらうことができます
今回のトレーニングの最終日には、この3日間習ったことを披露しました
ユニセフの子ども権利条約で謳っている4つの権利
生存(Survival),
発達(Development)
保護(Protection)
参加(Participation)をテーマに演劇を考え、練習し、発表しました
PETAのトレーニングの前に体調を崩してしまったため、
私は、少ししか参加できませんでしたが
最終日の参加者の表情を見て
本当に充実したトレーニングだったということが伝わってきました
ということで、今回はジャスミンにトレーニングについて、
初日のアクティビティー内容や感想を聞いてみました
初日は演劇の基礎を学んだようです
「まず、最初に自己紹介をしました。
自分の名前を紙の真ん中に書き、そのまわりには、自分が
呼ばれているあだ名を書きます。
どういう関係の人に、どのあだ名で呼ばれているか、
みんなの前でシェアしました
続いて、みんなで円になり歩きまわり、
PETAのスタッフの合図で、ポーズを取りました
でもただポーズを取るだけではなく、
きちんとPETAのスタッフの視野に25人が入るように
高さを調整したりと、工夫をしなくてはいけません
どんなに多くの人がステージの上にいても、
重なっていては意味がありません
PETAのスタッフも歩きまわるので、みんなで一緒に動き回りながら、
重ならないように、ポーズをとるのは大変でした
あとは。。。
新聞に掲載されている写真を見せられ、
そのポーズをみんなでとりました
その写真の前後の話を考え、続きを自分たちで演じました
このアクティビティーで私のグループは、
ある村で、防虫剤を巻いているシーンでした
蚊の役を演じる人、家になる人、家に住んでいる人etc.
PETAのスタッフに指された人は、一文だけ
発言することができます。
きちんと、その一文で、観客が、この状況を把握できるように
考えなくてはいけません
きちんと自分がどうして、このような状態なのかを考え、次はどういう行動を
とれば、ロジックが通るか考えながら、演じるのは難しかったです
PETAスタッフの皆さん
一人怖いスタッフがいたんだけど、
夜遅くまで作業をしていて、私たちが作業終わるまで外で待ってて
くれて、質問ないか、聞いてくれたのー
と、PETAのスタッフの真剣さが伝わってきました
夜は、プールでみんなでシュレイズをしました。
声を出さず、ジェスチャーで伝えるゲーム。
一文が長くて、伝えるのが大変だったけど、すっごく楽しかった」
とトレーニング初日はこのような感じだったそうです。
1日中ぎっしりと詰まっていたプログラムにも関わらず、
トレーニングが楽しいみんなが声をそろえて言っていました。
普段恥ずかしがっていて、踊らないような子たちも、
きちんとアクティビティーに参加し、踊ったり、演技をしていました