カラックラン地域にお手紙が届きました!
こんにちは、フィリピン事務局やすえです
フィリピンの日本語ニュースを読んでいて気付いたのですが、どうやら事務局のあるサンバレス州は先日の台風により大きな被害を受けていたようです
日本でもそのような報道がされていたと耳にしました。
私自身、その日は建物の中から出ないようにしたので、あまり気付きませんでしたが、
言われてみると、事務局のあるジャイラホーム(孤児院)内の木も何本か倒れているし、
街に出ても、倒れてしまった木を見かけます
ですが、当会の支援先での怪我人等、台風による被害は出ておりませんので、ご安心ください。
ただし、気になるのは今回の台風による農作物等の物価への影響…
ただでさえ物価が高騰し、頭を悩ませる日が続いております。
大きな影響がないことを、願うのみです
さて、先日キャンプやツアーのホームステイ先としてお馴染みのカラックラン地域で暮らす家族より、
「日本から手紙が来たよ!」との連絡を受けました。
2月のスタディーツアーに参加し、ホームステイをした方からお手紙と写真が届いたそうです。
こども達は大喜びでした
この地域のこども達は、小さい子から大きな子まで、とにかく遊ぶのが大好き!
日本人の訪問者が来ると、みんな大喜びでゲームや質問攻撃を始めます。
普段は8時前には寝るこども達も、夜遅くまで遊び続けています。
そんな姿を見て、こども達が楽しそうでよかったなぁーと思っていると、一人のこどもに質問をされました。
「日本人って、大人になってもこどもみたいに遊ぶの??
日本人のお姉ちゃん達は、いっつも私達と同じゲームで楽しそうに遊ぶんだよ。」
あまりにも真剣な顔で質問されたので、つい思わず笑ってしまいました
たしかに、ツアー参加者や、キャンパーはこどもが好きな人がたくさんいます。
さらに、フィリピンではどこに行ってもたくさんのこども達が、
目を輝かせながら「遊ぼう!」と誘ってきます
すると日本人の学生も、汗をかきながらも、疲れを吹き飛ばしてしまうほど、本当に楽しそうにこども達と走り回って遊んでいます
しかし、やはりそんな人達も、日本に帰れば、なかなかそのようにこどもと遊ぶ機会は少ないそうです。
だからこそ、フィリピンで楽しそうに一緒に遊んでくれる日本人の姿は、この子達の目に、本当に遊ぶことが好きな人なんだと、映ったのかもしれませんね。
もしこの子が感じたとおり、大人もこどもと一緒に真剣に楽しんで遊ぶような習慣がある国だったら、なんだか楽しそうでいいなーと思いました
おまけ
最近のカラックランのこども達の様子を写真で紹介します
ちょっぴり大人になったビンビンとママ
小学生によく間違われるビンビンも、最近表情が少し大人っぽくなってきました。
また、先月のサマーキャンプに参加して以来、ストリートエドゥケーションに顔を出すなど、少しずつこどものための活動に興味を持ってきているようです
ちなみに、お姉ちゃん(長女)が先月結婚しました
現在はカラックランの実家と、旦那さんの実家を行き来しているようです
2007年9月ニニョスタタッグキャンプ中に産まれたミカちゃんも、こんなに大きくなりました!
孫にはとっても甘いおじいちゃん。
最近はERPAT(TATAG支援先貧困地域のお父さん達のグループ)のリーダーとして活躍しています
海沿いでお昼寝をしていた寝起きのマイクマイク
写真撮影を断固拒否しましたが、お母さんやおじいちゃん達に、
「妹と一緒に撮ってもらいなさい!」と説得され、渋々撮らせてくれることに。
しかし、まだまだママにべったりなミカちゃん。
お兄ちゃんにだっこされた途端、号泣してしまいました
すっかりおしゃべりになったやんちゃなマイクマイク。
おばあちゃんに、「あー寝起きで恥ずかしいねー」と言われると、
「おばあちゃん、チビー!」と反撃していました
しかし、ほんとはおばあちゃんが大好きなマイクマイク。
先日おばあちゃんが用事でTATAGのオフィスに出かけようとしたとき、自分も一緒に行く!と準備を始めたそうです。
ただし、残念ながらその日は、こども達が運動会で着るユニフォームを作る仕事をまかされていたため、一緒には行けないと断ったそうです。
すると、
「おばあちゃん、くさーい!おばあちゃん、くさーい!」と、
またもや反撃に出たそうです
その日結局遅くまで事務所で作業をしていたおばあちゃんは、マイクマイクにお菓子のお土産を持って帰りました
以上、お手紙が届いた報告と、カラックランの最近のこども達でした。
お手紙を送ってくださった、2月スタディーツアー参加者の方、家族のみなさんに代わりまして、どうもありがとうございました!