今シーズン最後のトカラへ21日から向かいます。しかし、今回は天気が怪しい…

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GPVの長期予報では、23日から急激に天候が悪化する予報で、大時化になりそうです。ここのところ、時化神さま(と言われる、取り憑かれると時化が続く神様)の気配を感じなくなっていたのですが、シーズン最後にして呪いが復活した模様…

とは言え、準備だけは万端に済ませています。
今回は50キロ以上のモンスター狙いに絞り込んでいて、ラインもアシストフックやその構造も全て見直しています。

PEラインはスーパーファイヤーラインカラードに加えて、サンラインのULTスローピッチ専用モデル(4本組)を3号、4号で4セット用意しました。このラインは先週の新潟遠征のアラ狙いで初めて使用してみたのですが、感想としては感度はスーパーファイヤーライン以上で、着底までのスピードも早まっていました。これは『水抵抗が少なくなっている』と考えてよい根拠になりますね。また、品質の均一性という点でも、スーパーファイヤーラインの様なバラツキが少なく、全体的に信頼度が高い印象を受けました。ただ、やはり伸びが少ないためでしょうか、100m以内の浅場で使用した際はバラシが多かった印象があるので、浅場での使用時にはドラグを少し緩めに設定したほうが良いかもしれないなと感じました。恐らくは今回のトカラ遠征も水深120m〜150m中心になるはずですから、この辺りは特に注意しないとアワセ切れやフックを伸ばされる要因になってしまいそうです。

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※ブルーヘブンL120ナローモデルを起用しました

アシストフックにはブレードポイントをやめ、ヤマイさんのステキ針(下エ)の27号を使用する事にしました。これは、今回の釣行はジグのウェイトが400g前後のフォールが遅いジグの起用が多くなりそうだと考えていて、ターゲットの大きさを考えるとブレードポイントなら7/0、これではジグへの干渉が強くなる、あるいはアシストフックがジグから離れた位置にある状態になりやすい、と考え、少しの水流でジグに絡みつく抵抗の大きくウェイトが軽いフックを探した結果の答えです。前回の遠征でも最終日にメインで使用したのですが、非常に良い結果を出してくれました。

リールも完全分解してオーバーホールし、ドラグも何度もチェックしました。リーダーとのノット結束強度も安定して100%超えになる様、ニューSFノットを今一度見直してみました。

備えを万全に、今回のトカラ遠征最終戦に臨みます。が、こういう時に限って時化神さまが邪魔をしてくれるんですよね。嵐の間隙をついて、モンスターとのバトルが繰り広げられる事を期待します。

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今回のメインジグはシーフロアコントロールのレクター450g〜600gになりそうです。相変わらずアンバージャックさんのオリカラが素晴らし過ぎて、私が即バイトしてしまいました(笑)