筑波大付属小学校(その3) | ACTION BLOG ~NPO法人ACTION代表ブログ~

筑波大付属小学校(その3)


日本のこども39人とフィリピンのこども39人が2年間様々な交流を

通しながらお互いに学んでいくこの授業。今回が3回目。


そして。。。。


フィリピンのこどもたちから手紙が到着!相手校はジャイラホームに

併設されているハニュエル小学校の4・5年生。


英語の手紙なので、ボランティアスタッフと職員手分けで和訳。


さて、どうやってこども同士の組み合わせを決めるか。。。

もちろん、自分の運にかける!ということで。。




それぞれ袋から選ぶことに。さて、いったい誰がパートナーになるのでしょう。


それぞれ手に取った手紙を見る。。。いや全員が受け取るまで見れません。

そして全員手にしてからカウントダウン。10・9・8。。。。2・1


オープン!!




興味津々。この日は授業参観も兼ねているからお母様方も興味津々。


まずはパートナーが決定したので、これから本格的な交流がスタート。

こどもたちに手紙を書く上での注意点や質問等に答えて授業は終了。




今年はACTIONを通して100名以上の小・中学生が交流をする。

そして交流を通して、お互いが学んでいく。

こちらから教える事はありません。


頭をあまり使わず、自分の感性でいろいろ学んで欲しい。


それが「体験」。体験は体の経験。頭の経験ではない。


以前、日本とフィリピンの中学生がビデオレターの交流をした。

お互いに同じテーマでビデオを撮影して、それを交換する。


その時のテーマは「地域」


日本のこどもたちが撮った地域は「商店街、デパート、学校、市役所」と

「建造物」が中心。マンション


フィリピンのこどもが撮った地域は「地元のおじさん、自分の家庭、

犬、井戸端会議の様子」と「人」が中心。人


それを見た時に、日本のこどもたちが何かを感じる。

そして「地域」ついて何かを考える。

こちらから教えるのではなく、自分で気が付く。


そうすれば生活が変わる。地域を見る目が変わる。

それは自分で気がついたから。ニコニコ


そんな授業をしているから、あまりフィリピンの現状や貧困問題、

ACTIONの活動紹介はしていない。


学校や学年・学級の目標を達成するためにはACTIONのどこ

を活用すれば良いか。それを大事している。


それは日本の社会・教育にとって必要とされるNGOでありたいから。


今年もこどもたちに負けないぐらい色々な体験しなくちゃ。ニコニコ


明日は東京外語大学で講演会で~す。




*保護者の方で写真の掲載を希望しない方はご一報下さい。