最近地図を勉強する機会がありました。そこで気になったのは地軸が示す南北と磁石が示す南北とはズレが生じていてそのズレがどんどん大きくなっていると言う事実です。
実は磁場の逆転と言う過去の現象も既に明らかになっていて77万4000年前に最後の磁場の逆転があった証拠がなんと千葉県市原市の養老川沿いの地層で発見されたのです。
そもそも千葉県は海底の地層が斜めに隆起してできた土地で、房総半島中部から北部にかけて南北30キロメートルにわたって厚さ2000メートル約100万年分の地層が連続的にみられる場所です。
この地層に含まれる磁鉄鉱の向きで地磁気の変化がわかるのですがチバニアンの地層には77万年前にはN極とS極が逆転していてそれから何万年もかけて現在の南北方向に変化した過程が観察できるのです。
地質年代を区分するうえでチバニアンは新生代第四期更新世中期チバニアン期と呼ばれ77万4千年前から12万9千年まえまでと定義されます。この第四期は氷河期と間氷期が10万年周期で訪れたことがわかっていて現在の地球は間氷期に相当します。
また現人類が生まれたのはおよそ30万年前でその頃にはジャワ原人やネアンデルタール人も共存していたと考えられています。
地球の長い歴史の中では磁極の逆転や氷河期と間氷期の入れ替わりも発生する壮大な環境激変が起きてきたこと、そして現在の生き物の祖先はその中を生き抜いてきたことを思うと我々の一生はほんの一瞬に過ぎないことを痛感します。
株式会社アクティオ
代表取締役 遠藤薫
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