この2月は米国長期金利上昇にともない米国株が大きく値を下げる場面がありました。その代表格が電気自動車のTESLAやクレジットカード決済のSQUAREです。

 

これらの新興企業の株式を中心に運用するARK Innovation ETF”disruptive innovation” (破壊的イノベーション) をキーワードにした運用方針で2020年の運用実績は年率149%に達しました。

 

このファンドに不動産テックの代表として組み込まれているのがZILLOWです。

 

ZILLOWは日本でいうとアットホームやホームズに似た不動産データサービスの会社ですがそのサービスの内容は圧倒的なボリュームとクオリティを有しています。

 

まず全米規模で1億物件のデータを保有し、物件の衛星写真も見ることが出来ますし、アメリカならではの過去の取引履歴や固定資産税額まで細かなデータを提供しています。

 

何といってもすごいのはAIを使って登録したユーザーが希望する物件クライテリアにマッチする物件を自動的に送り続ける点です。

 

これだけ根気よく見込み客をフォローする営業マンはあり得ませんから恐るべき戦力だと思います。

 

もう一つ、”Make me move” という機能があり、このぐらいなら売却を検討してもいいよという潜在的売り物件をも取り込んでいます。

 

常にユーザーのニーズを実現するための新機能に貪欲に取り組む姿が印象的です。学ぶべきことがたくさんあるサイトですので一度ご覧になって見てはいかがでしょう。

https://www.zillow.com/

 

株式会社アクティオ

代表取締役 遠藤薫

株式会社アクティオのホームページはこちら ⇒ http://www.actio-net.co.jp/