先日、石川県に行ってきました。
今回いくつか気が付いたことがあります。
まず目についたのは、外国人観光客の増加です。
もともと、東京、京都を経験した外国人客が金沢、飛騨高山に興味を持つ傾向は知られていましたが北陸新幹線の開通以降、外国人観光客の増加は著しいようです。
それに伴って、新しいホテルも次々と登場し、タクシーの運転手さんも新しいホテルを覚えるのが大変だとぼやいていました。
観光客に人気の東茶屋街はまるで京都祇園の花見小路を小さくしたような賑わいで、古い建物の保存と転用が進んでいます。
但し、未だ改修の進まない建物も目につき、ひょっとすると伝統的和風建築を手掛けられる大工さんの人手不足があるのかもしれません。
これからの課題は観光客の流れを能登半島まで広げることだと地元の人は言っていました。
もう一つ明らかな変化として目についたのはセブンイレブンの躍進です。
セブンイレブンは北陸での展開が大手3社の中で最も遅く、2009年に富山、福井、石川にそれぞれ1号店を出店したばかりでしたが、その後、北陸を重点出店地域としてテコ入れし2011年には3県で126店を達成し、2017年3月末のデータによれば石川県ではすでにセブンイレブンは125店舗に達し、富山の130、福井の67を加えると3県合計で322店舗に拡大しています。
2017年3月末のセブン、ファミマ、ローソン、サークルKサンクスの店舗数は以下の通りです。
| セブン | ファミマ | ローソン | サークルK | |
| 石 川 | 125 | 120 | 102 | 176 |
| 富 山 | 130 | 118 | 186 | 62 |
| 福 井 | 67 | 114 | 110 | 54 |
ファミマとサークルKの統合が進んでいますので一部店舗の統廃合があったとしてもファミマ+サークルK連合の優位性は続きそうですが、そこに討ち入ったセブンイレブンと富山に強いローソンとで三つ巴の厳しい戦いが続きそうです。
北陸地方のなかでも石川県はサークルKのシェアがとても強い地域でしたがセブンイレブンの急追を受けてその優位性も盤石ではなさそうです。
株式会社アクティオ
代表取締役 遠藤薫
