お久しぶりです。

1年ぶりの投稿となります。

娘は医師3年目を迎えました。
もうすぐ4年目になります。

当初のこころざしを貫いて
24時間待った無しの
ハードな外科系診療科を
専攻する医師となりました。

当直は殆ど眠れないほど
次から次へと急患の患者さんが
訪れる大規模病院で
睡眠時間15分〜60分の日もあるそうです。

オンコール以外の日でも
人手が足りないと家で寝ていても
駆り出されるほどの忙しさ。

昔ながらの体育会系のノリが残っていて
怒号の飛ぶ現場で
経験の浅さから来る緊張や不手際に
檄を飛ばされながら

心理的にも肉体的にも
ストレスが強くかかる状況が
ずっと続いていますが

相変わらずコートリルを服用することなく
過ごせているようです。

コロナに罹患した時は
念の為
コートリルを先行投与してみたそうですが
さいわいそこまでひどくならず
発熱は1日だけで済んだそうです。

何も疾患を持っていない同僚たちと比べても
むしろ元気に活躍出来ているぐらいのようです。

こういった疾患を持っているということで
結婚も難しいのではないかと
案じていましたが
現在元気でこれだけ働けているのならと

まったく問題視されることなく
受け入れてくださる人と
めぐりあうことができ
晴れて結婚の運びとなりました。

診断を受けた時は
せっかくたくさん勉強をがんばって
医学部に入ったのに

職業も諦めねばならないかと
絶望を感じた時期もありましたが

こうして奇跡的に
復調することが出来ました。

初期研修医時代に
内分泌科を回った時に
専門の先生に過去の検査入院時の検査結果からその後の経過観察記録等を見て頂いたところ、時々このように、診断を受けたものの、復調できる人もいるとのことでした。

ですから
この病気の診断を受けられて
このブログにたどりつかれた方も

将来を悲観して諦めてしまうことなく
このような例もあるとして

未来に希望を持つ材料として
いただければと願っています。

どなたかのお役に立てることができましたら
幸甚です。