結成年からお察しがつきますように、我々がTOPIXとしてスタートしたのは、バブル崩壊後。
バブル時代は、それぞれのフィールドで、熱に浮かされたような時代の空気を吸いながら、「いつか自分も」という野望を抱いていました。
朴監督からもその辺のお話しがまた出てくると思います。どうぞお楽しみに。
さて、自分はというと、バブル時代のババといいますか、円高不況の中での就職活動となり、玉砕、討死の繰り返しの果てに、小さな広告関連会社に入社。クリエイティブ室で、コピーライターの修行をしていました。
その翌年、翌々年と尋常ではない新卒歓迎、採用枠拡大を見て、たった1,2年の違いでとバブル組をうらやましくも思ったものですが、後のバブル組の辛酸を見ると、まあこれはこれでよかったのではないかと思っています。
コピーライターとして修行を重ね、キャリアアップを目指して転職。そして頭角を現すか(と自分では思っていた)矢先、バブル崩壊となりました。