先日、ある企業さんで

コーチングのロールプレイを

実施しました。
 
日頃のコーチングをするにおいて、

示唆に富んだロールプレイでしたので、

共有します。

【事例】


お客さんから頼まれてたことを

忘れてしまい。

 

お客Aさんからのクレームで

気が付いた部下Bさんの

コーチングを行う設定です。
 
さて、皆さんはどんな展開で

コーチングを開始しますか?
 
今回、最初の導入で

失敗してしまったグループが

半数ありました。
 
それは「面談目的の共有」です。
 
 
 
上司:

「今大丈かな?

Aさんからのクレームを頂いた件で

話があるんだけど」
 
部下;

「あ!、済みません。

あの時、忙しかったものですから」
 
さて、

この導入(面談目的の共有)で

どこが問題なのでしょうか?
 

 

 


あれ!?
 
ちゃんと、面談目的を伝えてるし、

私もこう言って、

始めているという方多いと思います。
 
このケースで上司の「面談目的」は
 
上司;

(起こったことは仕方がないけど、

同じようなミスが起きないように

対策を考えたい)
 
に対し
 
部下;

(やば、怒られる。

忘れたのは確かだけど、

だって、あの時忙しかったから、

責められてはやりきれないな)
 
その証拠に、

部下は謝罪(済みません)し

言い訳(忙しかったもので)をしています。
 
 
 
正解話法をお示します。
 
上司;

「Aさんからのクレームを頂いた件で

時間を取りたいのだけど良いかな?

 

起こったことは仕方がないんで、

今後同じような事が他の人にも

起こらないようにしたい。

協力してもらえるかな?」
 
部下;

「はい。ありがとうございます。

よろしくお願いいたします。」
 
部下の返答にご注目ください
 
(共有失敗ロールプレイ)


部下;「あ!、済みません。

あの時、忙しかったものですから」

(謝罪、言い訳)


(共有成功ロールプレイ)


部下;「はい。ありがとうございます。

よろしくお願いいたします。」

(感謝、承諾)
 


後者は

感謝(ありがとうございます)を

述べ、


面談を喜んで受ける姿勢

(よろしくお願いいたします)を

示しています。
 
この違いが「面談目的の共有」です。
 
「Aさんからのクレームを頂いた件」

だけでは
 
上司の意図

(今後同じような事が他の人にも

起こらないようにしたい)

は伝わりません。
 
はっきり明言して、

コーチングを始めてください。
 
 
 
 
他にはこんな失敗事例もありました。
 
「じゃ、どうしたら忘れないように

できるかな?

メモは取った?

他の人に助けは頼んだ?」
 
 
 
 
あれ?これも、良く言っているけど、

親切に考えてあげて

どこがいけないの?

 
 
 
 
そうです。

対策案を上司から

提案してしまっています。
 
コーチングでは自ら気づき、

対策を自ら出すことが重要です。
 
何故なら、

自ら考えた答えはその後、

実行に移す確率が高いですが、
 
人から与えられた答えは

直ぐに忘れてしまいます。
 
 
更に、対策も、

あなたが考えたよりもっと、

良い対策を考えるかもしれません。
 
コーチングは

コーチングの流れ(コーチフロー)を

意識し、

 

自ら気づき、考え、

自主的に行動するお手伝いを

サポートすることが目的です。

 

そこをしっかり意識して

日々のコーチング力を高めてください。

 

ここまで

お読みいただきありがとうございましす。

 

私は人材開発コンサルタント

ACTASの服部哲茂です。

 

そうそう番宣です。

 

来月27日(木)に

「ゆめのたねトークライブ」の

メインスピーカーとして出ます。

 

「夢の見つかり方育て方」を

テーマに話します。

 

一緒に夢が見つかって育てませんか?

 

65回ゆめのたね広島トークライブ