さて、望ましい状態と現状の状態の明確化ができれば、そのギャップを明確にします。
この二つの明確化に比べるとはるかに優しいステップです。
しかし、クライアント(メンバー)の中にはそれでも、そのギャップをどうしても埋めることが出来ない方もおられます。
どのような、質問で、それを引き出したらいいでしょうか?
考えてみてください。
単純に
「何があれば、目標を達成できますか?」
そんなんでいいの?
そう。そんなんでいいのです。
今、申し上げましたように望ましい状態とと現状の明確化ができれば、その差を考えるだけですから、この質問で、十分なことも多々あります。
ここで、出てこなかったり、人によっては、敢えて、できない理由を質問してみるのも良いですね。
「目標を達成できない理由は何ですか?」
「目標の妨げになっているものは何ですか?」
「出来ていない部分を埋めるものは何ですか?」
「やろうと思っていて、やっていないことはないですか?」
また、観点を変えて
「必要なサポートはありますか?」
これは、クラアインととすると「グッ」とくる言葉ですよね。
コーチングらしく
「そのギャップを自分が引き起こしているとするとどんな、改善策が考えられますか?」
何て言うのも、自分の内省を促す質問です。
如何ですか?
「ギャップの明確化が出来ないのはどんな理由が考えられますか?」