ペーシング(pacing)とは、相手に合わせることです。

 

つまりペースを合わせるんですね。

 

相手の行動様式、発言、話スピード、言葉、内容、声のトーン、姿勢、表情を合わせることです。

 

ペーシングを活用することで、相手に対し「話を聴いているよ」というメッセージを発することができます。

 

そうすると、相手は話しやすい環境が整うわけです。

 

これはコーチング上のテクニックです。

 

そんなテクニックに頼らず、クライアントに寄り添い、心から傾聴すれば、良い。

 

とお考えの方もおられるかもしれません。

 

確かに、コーチングをテクニックだけで済まそうとするのは大間違いですが、

 

このテクニック覚えておいて損はないと思います。

 

では、どんなテクニックかというと

 

大きく分けて二つの方法があります。

 

言葉を用いたバーバル(verval)なペーシングとノンバーバル(non-verval)なペーシングです。

 

今日はバーバル・ペーシングの話をします。

 

相手の言った言葉を返すペーシングです。

 

オウム返し、バックトラッキング、リフレインと言ったりしまします。

 

大きく3パターンあります。

1.直前の言葉を繰り返す

2.要約して繰り返す

3.気持ちを繰り返す

 

1.直前の言葉を繰り返す

 
相手の言ったキーワドを繰り返すことです。
 
「昨日、ひどい目に合ったんだよ」
 
「昨日。ひどい目に合ったんだですね」
 
「そうなんだ。渋滞にはまって、お得先のアポイントに間に合わなかったんだ
 
渋滞で、お得意先のアポントに間に合わなかったんですね」
 
「そう、それでね・・・・」
 
という感じです。
 
面白くないですか?
 
単純に相手の言っていることを繰り返しているだけなのに会話が成立しています。
 
しかも、相手は乗って来てどんどん話し始めています。
 
重要なことは、大切なキーワードをしっかり繰り返すことです。
 
こんなケースは如何でしょう?
 
「昨日、ゴルフに行ったら、ホールインワンが出たんだよ」
 
「昨日、ゴルフに行ったんですね」
 
「・・・・」
 
お分かりですね。言いたいのはゴルフに行ったことではなくホールインワンが出たことですね。
 
このように、ちゃんと、相手の言いたいことを聴いていることが伝われば、「承認」となり
 
話しやすくなるのです。
 
2.要約して繰り返す
 
少し、応用編。
 
「昨日、渋滞でお得意先のアポイントに遅れたら、まあ、怒られて、取引停止になりそうになったんだけど、お得先の専務さんが取りなしてくれて何とかなったんだよ。肝が冷えたよ」
 
「そうだったんですか。渋滞でアポイントに遅れトラブったけどお得意先の専務さんに助けられたんですね」
 
「そうそう、あの専務さんは口は悪いけど、正論なんだよね」
 
長い文章であれば、要約して返すと自然に会話も続きます。
 
また、上記のように要約するとより、話のメインが話す方も明確になって、次の言葉にも繋がっていきます。
 
3.気持ちを繰り返す
 
「昨日のスピードスケート女子1500の高木選手の銀は惜しかったね~。0.2秒差だよ。残念。でも何だろうなでもこの満足感は」
 
「高木選手の銀に感動されたんですね。」
 
「そうそう、それだね。やるだけやったんだから、頑張ったよ。勇気もらった」
 
相手の感情や気持ちを拾うペーシングです。
 
 
 
如何でしたか?
 
意識して活用するとコーチングガ楽になります。
 
でも、これはあくまで、テクニックですので、上手く使ってくださいね。
 
大事なのはコーチングマインドです。