ヤマタの「ACTA」について考えてみた

ヤマタの「ACTA」について考えてみた

「ACTA」可決により、youtubeやニコニコ動画、二次創作(同人活動)これら全てが規制される(可能性がある。しかしそれはほぼ確実なものである)世の中になっていこうとする日本。
 「ACTA」を疑問に思った私が、調べて分かったことをただ書き綴るブログです。

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 問題点


当協定にはいくつかの問題点がある。

  • 策定の過程が不透明。また日本ではどの省庁が主導しているのかもわからない。
  • ポリシーロンダリング(実現したい政策を海外に出して、「海外で決まったから」といって国内法を成立させる)
  • 条文の翻訳が出ない(政府は翻訳を出さない意向)

インターネットについて

  • インターネットサービスプロパイダへの監視義務の強制
  • 著作権侵害が疑われるウェブサイトの強制シャットダウン
  • ISPから操作当局への情報提供
  • 国境でのiPod等の内容操作
  • スリーストライク法(3回侵害行為をすると接続を遮断する)

その他

  • アクセスコントロールの回避に刑事罰の方向
  • 仮処分に関して、権利者の言い分が正しいと判断した場合に仮処分ができたが、その判断をせずに仮処分ができる
  • 訴訟に関して、敗訴者が勝訴者の弁護費用を負担
  • ジェネリック医薬品の取り締まり

など、基本的人権、特に表現の自由通信の秘密を脅かす可能性が非常に高い点である。エレクトロニック・フロンティア協会(EFF)をはじめとする市民団体は、協定の交渉プロセスに市民団体や新興国、公衆を含めなかったことをポリシー・ロンダリングだと批判している。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)は日本主導の協定なのに管轄が明らかでないことや外務省が当初「[条文案の日本語訳の]作成予定はない」と発言していたことを指摘している。国境なき医師団などはジェネリック薬の供給を脅かすとして協定への懸念を表明している。欧州連合及び欧州連合の多くの加盟国による署名は、協定反対の意思を表明する欧州議会の交渉人カデル・アリフ(en:Kader Arif)の辞任及びヨーロッパ全土に渡る抗議運動を引き起こした。


                                                                                     引用 Wikipedia


 これは、Wikipediaで引用してきたものである。
 ACTAは世界的に蔓延っている海賊版や模造品等の規制(やジェネリック医薬品の規制)に一役買ってもらえる代わりに、ネットの監視(これを妨げようとすると、もれなく刑事罰が処される方向性で話が進んでいる)や著作権のある動画の視聴(MAD等含む)や違法DL(これらにはアニメや音楽だけではなく、漫画やイラスト等全般的に厳しくなるだろう)、そして上記を違反しているサイト(二次創作のブログやHPなど)は強制的に一斉シャットダウンされる(する事ができるの範囲だが、上記の規制の厳しさだと十分に有り得る)ということ等が、デメリットとしてあるそうだ。

 また、これらはYouTubeやニコニコ動画等の視聴だけでは違反と規制されることはない。(YouTubeが消えるとかニコニコ動画が消えるとかは、今のところ心配しなくでも大丈夫)


 いずれにせよ、ACTAによって私たちの快適なインターネット生活は、監視下にある不自由なインターネット生活になるだろう。(同人活動なんてもっての外である。)

 世界的にアニメーションや漫画などは、日本の文化のひとつとされている。(ここでは、未だに日本には侍がいるという認知の人々には適用させない)人によっては国の汚点だとか思っている人がいるかもしれないが、世界に認められているという点では胸を張っていいのではいいのではないだろうか。別に、日本国民全体にオタク文化に染まってくれ、とは誰も思っていない



 今回はここまで。

 次回は
 『違法DLと同人誌』について記事を書きます。

 修正すべき点やコメント等で記事のこの言葉の意味が分からない等ありましたら、できるだけ早く対処します。何かありましたらコメントにどうぞ。

 
 
ACTAに不満や反対の意思がある方は↓へどうぞ。署名できるサイトがあります。

 https://candypop-endoshuichi.ssl-lolipop.jp/acta2/actasig/sig.php
 


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