甲野善紀師稽古会、楽しいひと時となりました。
武術スポーツ未経験の小中高校生、女性も交えての今回の講座。
甲野先生の講座はスポーツや身体の取り扱いをしてきた人が受けないと理解できないと感じてしまう方も多いかと思います。
しかし、そんな事はなく、むしろ小さな子どもさん達や主婦にこそ役立つ事柄が満載。
それを体験できる場をつくりたいと言うのがうちの稽古会です。
まず手始めに先生の技を見て脳内に疑問符が舞い飛ぶ参加者の皆さま。
"やる事を辞める"、"やろうとすると売り言葉買い言葉になるから全部止める"と言う説明に更に疑問符舞い散る一同、先生の洗礼を浴びます🤣
柔道経験者の方数名は先生と組みながら経験者だからこそわかる何かを体験されていますが、正直スポーツをかじってもいない私にはその首を傾げざるを得ない感覚がなんか凄いけれど、どんなに凄いことか柔道経験が無くて良くわからない!
先生の技をかけてもらっても拍子抜けするほどあっさり体勢を崩されて、何だか私が弱すぎて凄さが勿体無いくらい十分にわからない🤣
投げ技の凄さも、経験者さんが凄いと言うからには凄いのだろうけれども、私にはわからないし、体験しようにも受け身が取れる自信もない。
次第にスポーツ等未経験者の間に漂う緊張感。
この講座で何か物にできるのかと言う焦り。
しかしながら、稽古は小中学生もまじえて手の形の練習に移ると様子が一変。
手の形を変える事によって自分が思ってもいない力が出せることを自分の体で実感できてしまう面白さに子ども達から素直な驚きの声が上がります。
今まで再三私がおもしろいと言い続け、古武術介護の私の練習台になってきたにも関わらず興味を持つことが無かった高校二年生長女。
その長女がお友達に釣られて顔を出しにきまして、冷やかして帰るのかなと思いきや、甲野先生に呼ばれて手の形を習う流れに。
最初は「面倒くさいな」感溢れる空気を醸していた長女(←失礼)でしたが、教わった手の形を使って大人を引っ張り上げると「おおおお…?」と自分が今したのかどうか実感わかないけれど実際出来ている不思議な感覚に面白いスイッチオン。
倒れた人を起こす技を習い、女子高生が大人を起こせる不思議。
しかも力みは一切無しで、起こそうと言う意識すら要らないと言う。
いつの間にやら講座受講生になっている長女でした🤣
古武術介護と言うジャンルにも発展している介護術から、椅子に座っている人を抱え上げて別の椅子に移動させる技も体験。
10キロ以上自分より重い人も、コツを掴めば大丈夫。
竹刀で相手を崩す技にはちびっ子達が食いつき、先生の手元を凝視しつつ練習に励みます。
スポーツが出来ない子?して来なかった子?
そんなのは何のハンデでもありません。
スポーツではなく、生まれながらに持っている自分の身体の未使用の可能性を甲野先生リードでちびっ子達は見つけ出して行きます。
そして素直にそれを面白がり、出来るようになりたいと思う研究熱心さに釣られて遠慮がちな大人も良い雰囲気に。
ヒモトレの紐も登場し、子どもも大人も紐を巻かれ。
自前の紐を持っている次女は自慢げにマイ鎖編み四方襷で闊歩。
紐がある無しで変わる体感を皆で味わい、先生に指導を受けていない人達で集まって検証会をしてみたり。
じゃあ、どういった場面で使えるのかを考えてみたり。
酔っ払って邪魔な大人はこの技で移動できるねとか(笑)
階段や坂道、登山ではこれが使えるとか。
柔道をしている子は襟を持たずに相手を沈める技や寝技に応用できる技を得たり。
襟を持たずに沈める技は私でも再現可能でしたので、何処かでこれを使えないか考えてみたり。
甲野先生は凄かった!…で終わらずに、それなら普通の日常でどう使えるの?と言う考えを持てるような稽古会になったのではないかと思います。
最後に長女もお友達とともに紐購入。
そんなに感じるものがあったのかい🤣
しかも鎖編み買っているし…(笑)
また次回、楽しく集まれたら嬉しいなと思います。
◆後日エピソード。
華のJK帰宅して食卓に登場。
巻かれている鎖編み四方襷に私爆笑。
感化され易すぎるだろう君は…と言いながら、
私も鎖編み四方襷巻いているぜと作務衣の懐からアピール🤣
お互い紐仲間だな…!と目配せしあっておりましたら、
居合わせた旦那さんが「俺も…!」とばかりに作務衣を脱ぐとそこには鎖編み四方襷。
3人ともに何だかアホらしくなって、この親子何なんだ…と言う微妙な空間になった我が家でした😅







