悪夢の五月・・・!
・・・と、義母さんを言わしめた五月も過ぎ、六月も月末。
夏至でございます。
結局義父さんは噴門癌とかいう診断でしたが、あけて吃驚玉手箱並みに、開けてどこから手をつけよう・・・このお腹という感じでございました。
三十年前に胃がんで半分以上摘出していらっしゃったようなのですが、今回は食道との接合部の癌だけではなく、全摘になりました。
つまり、胃がなくなるので、食道と小腸をダイレクトにつないでしまうことに・・・。
それって・・・良いんだ!?出来るんだ!?と人体の小宇宙っぷりを見た気がいたしました。
以前、人間は極端に言ってしまえば、口から胃から腸から肛門までをつないだ環状動物だと言った書物を見たことがありますが(つまりは、それだけ消化器は生に密接しているということ。特に腸。)、胃がなくても大丈夫なのかと驚くばかりです。
胃がないと言うことは、食物の分解がある連鎖レベルまで行われるはずの工程がなく腸に飛び込むことになるので、今までどおりに数回咀嚼してごっくんでは腸に負担がかかります。
しっかりかむと唾液が出るので、アミノ酸の分解が促進されてうまみ成分を感じる度合いも増えて、腸も助かって一石何鳥あるのでしょうかという効果が発揮できると思っております。
虫歯予防にも勿論いいですし、脳神経への刺激にもなるし、あごが発達すれば乱杭歯予防にもなります。
子どもには「一口最低三十回」とか言っていますが、流石に義父さんには言えないので、医者様のよく噛みなさいという意味をどこまで自覚できるかが、この先の行く末を決めると思っています。
出来るだけ腸によい食事は作るように勤めますが(むしろコウさん食はうってつけ)、自己メンテは委ねます。嫁に言われたら素直に受け取れないだろうし、言うつもりもない(←オイ)
人から言われてイヤイヤしたって、事は成果を挙げないと思うので。お医者様が仰られているなら、素人の出番ではないですしね!
・・・しかし、退院時の栄養指導の栄養士さんには疑問が残りますが・・・。
電卓片手にカロリー計算から言うと一日の摂取カロリーは何キロカロリーなので、これくらい栄養とって下さいとか・・・!!!
肉を調理するなら、照り焼きじゃなくてから揚げしちゃってくださいとか・・・・・・!!!
国が定める栄養のバランスグラフが嫌いなので、結構栄養士さんも反りが合いませぬ。
胃がなくて、消化もうまくできない人間にじゃんじゃん動物性のたんぱく質突っ込めとか、死なせる気でしょうか。
いや、死なせる食事とかつくる気はないですから、そこはスルーして良いんじゃないかと思うのですが、思い出すたびに栄養士って・・・!と思うあたり、やっぱり現代のカロリー論は嫌いです。
昔から、病人には卵と言われてきましたし、実際に現代栄養学では卵は完全栄養食とか言いますが、果たして卵のみで生き続けていますという実験体がどこかにいるから国はそういうのかしらん。
これを食べたら○○になる!とか、これだけでラクして○○とか、好みではないです。
だって仮に、何かの野菜だけを食べれば長生きできるのであれば、進化の過程でその食物を摂取するのに特化した生態になっているはずかと。
口って、何故この大きさなのかとふと前に考えました。
ジンベイサメを見ながら。
ジンベイはオキアミなどを掃除機のように吸い込みながら、漉しとって食べます。
アノ体長で、それを支えるだけの食物摂取が可能なのが、アノ口の大きさなんでしょう。
シャチの口も、捕食して飲み込み、胃で消化可能な大きさのものを捕まえられる口をしています。
どんな動物も、食べ物と消化能力のつりあいが取れるようになっている気がしますが。
歯も、食べるものによって形状が異なります。草食と肉食の歯は違う。
人間のあごの骨格を専門家に見せれば(つまり、純粋に骨格からのみ判断すれば)、人間は雑食性だそうです。
そして、日本人は欧米人より臼歯の数が多いらしい(確かめていないけれど)。
日本人が胴長なのは、その食物繊維の多い食生活に順応するように消化器が伸びたからだそうです。(だから日本人男性はスーツが似合わない!・・・というのは、和服ひいきな私の独断。しかし、金髪で羽織袴と言う成人式は勘弁願いたい)
そう思うので、菜食主義は自分に合わないと思います。
しかし、肉はあまり好みません。
胃腸が強くないのは自覚しているので、胃腸に負担をかける(体を冷やすという漢方の表現はこれに重なるのかも)動物性たんぱく質は無意識に避けがちです。
ベジタリアンは危険だとか感じませんが、しかし足りない栄養素をサプリで補うのは何か違う気がします。
生き物を食べるなんて・・・というポリシーで菜食主義をするのは、私から見ると不思議。
だって、野菜は生きています。
刃物を持って植物に近づくと、クラシックを聞かせていたときとは打って変わって、混乱したような電流が流れるという実験を見たことがあります。
農家で、ハウス内にクラシック(とくにモーツァルト)を流すところがあるのも結構有名。
話しかけると野菜は嬉しがります(これはだいぶん私見です・笑)
刃物を突き刺して、血が出て鳴いて逃げ惑うものばかりが生き物だと思ってベジタリアンするのは、私は無しだと思っております。
覚悟した上で、逃げ惑う凄惨さを受け止めきれないから、残された菜食に逃げましたは有りだと思います。
その際は、野菜たちにも是非合掌をしてあげるといいかと。
・・・なんだか話はずれ続けてゆきますが・・・まあいいか。
いつも脳内こんなカオスでございますので。
そしてサプリ。
これは・・・、覚悟して取るべきだと思っておりまして、我が家ではサプリ一切ありません。
先ほどの口と消化能力の関係は進化の過程上必ずあると思っているものですから、これ一つでシジミ○○分の何とかーー!みたいなものは恐ろしくて手が出ません。
だって、一食でシジミそんなに食べられませんよ?
何食にもわけて、時間をかけて摂食するのはありだと思いますが、一瞬でシジミウン百個分とか、まともに考えてそれっていいのと思います。
喉に詰まる摂食行為をした動物は自滅します。
口が消化のキャパを越える大きさで生まれた動物は、きっと自然淘汰で消えたと思う。逆に、消化に追いつかない口を持ったものもしかり。
バランスの取れた、有力な固体が進化ではのこります。
じゃあ、人間の今の口って、バランスいいのでは?
それなら、一食で食べられない量の栄養素を一瞬で突っ込むことを選択した固体はどうなるのか・・・?
今すぐに答えは出ないと思います。
今自分が摂食している内容、その方法、胃腸への動き、それらは必ず遺伝子に蓄えられ、次につながるのかなあと思います。
だって、DNAのお仕事ってそれですよね。記録しないで何をするの。
きっとアトピーもその流れの一端かなと。
戦後から日本の食糧事情がころっと西洋化したことで、特にここ二十年で急増していることを考えると、戦中戦後を生きたおばあちゃん世代が生んだ戦後世代はもう西洋食真っ只中。
それまで、日本の風土にあった食をしてきた胃腸が、急に違う食文化を受けたらきっとどこかにしわ寄せは来るのかなと。来ないはずはない・・・と思う。だって、日本人は西洋人ではないから。
人間は動物です。
スーパーマンじゃないから、即変身は無理だと言える気がします・・・、いや、こればっかりは断定しておいてもいいのかな・・・うう・・・(ビビリ)
時間をかけてアフリカから旅をするうちに、骨格や皮膚などを変化させながら、ユーラシアや果てはラストの南米までたどり着いています。
そのような人体上の大きな変化を起すのに、二十年じゃまず無理そう。
私たちの親世代が受けた胃腸への革命的変化は、その次の世代にデータが生かされたのかも・・・。
急に摂取する事になった場合、体はどう対応してゆくのか・・・。
胃腸の長さが変化したり、西欧食を摂取できるような酵素分泌が出来るようになったり・・・、すぐに次代にそんな変化が起きればいいのかなと思いますが、ウン千年も万年も大きな変化もない固体で、そんな都合の良いことはなかなか・・・。
それなら、当座のところ処理できない何かを貯めておくか、せっせと出せるようにするかというのはアリだったのでしょうか。
永田さんという方の書いた本には(『油を断てばアトピーは治る』という著書アリ。)、要約すると植物油は腸内で痒みの成分になるので避けるということでした。これが一番コウさんに劇的と言っていいほど効きました。
その中に、貯蓄型の子と、排出型の子がいて、アトピーや喘息・アレルギー性結膜炎に鼻炎、粘膜の異常はこの排出能力によるものであるということでした。
貯蓄型は、将来癌や高血圧、心筋梗塞、脳血栓など重大な病気を発症するとか、日本国民どれか一つにはかかって死んじゃうでしょうとか思うくらいメジャーな大病が書いてありましたが。
あとは、消化できないカロリーが皮膚炎症として出るので、食事についてとか書いてありました。
アトピーに関係のない人でも、一読すると家族への食事の心構えが変わるかも・・・。
かもかもゴンベエみたいで申し訳ないながらも、全部自分で読んできたものとかひっくるめて想像していることばかりなので、本当に手前勝手な、アトピーは戦後の食生活の変化によって生じたものであるという結論ありきな牽強付会になってしまうのです。申し訳ない。
人間は一度志向したものに沿った思考を選んで選択してゆくというような、何とか志向性みたいな論を聞いたことがありまして、それ以来思考しているものと真逆の意見をできるだけ積極的に摂取するようにはしていますが、今のところどっちが正解か、わかりません。
しかし、意見は手にしてすぐに成否を決めてしまうなという事は肝に銘じています。
どんな可能性や意義があるかもわからないのだから、色々な意見や主張は手を加えずに頭の本棚にストックし続け、ある時不意に色々な棚のものが数種類いきなりリンクするなんて面白さも味わえます。
食卓に定番?のレモン果汁。入れ物が可愛くて好きです。
でも、あのレモン果汁は「レモン」ではないと考える方いらっしゃれば、ちょっと私が喜びます。特典はそれだけです。
レモンは何故レモンの形なのかと思ったのです。
酸素という猛毒(酸素は生きるうえで必要ですが、地球誕生から初めて酸素が現れたときはまさに猛毒で、酸素のあるところでは生物は生きられなかったのです。いまの大気中の酸素濃度に近づいてくるまで、長く生物の陸上進出を阻みました)の中で、自分の個体を守る為に作り上げたのが皮です。
料理本もモノによりますが、皮には抗酸化作用が含まれているので体にイイヨ!とあるものもあるように、まさに酸素に拮抗せんがために皮で表面をガードしているのですね。
だから、切って断面を外に露出すると野菜は傷みが早くなります。
試しに、外の土の上に中身と皮を別々に置くと、長く土に返らず粘るのは皮です。
皮をむいて料理しようなんて、野菜のいいところを半分削るようなものです。
農薬や化学肥料を使用していない良い野菜は、ずっしりとした重みがあり、葉は薄緑で、皮は薄いです。美味しい野菜のポイント!
野菜でさえも、地球の中である程度の時間自分を守る為に一番バランスの良い組織構造を持っています。
どの食べ物でも、摂取過剰になると悪いものと、有益なものを内包していて、レモンならレモン丸ごと、カボチャならカボチャ丸ごと、全部頂くことでプラマイがチャラになるのかなと思います。
そんな偏屈から見れば、レモン果汁はもはや「レモン」ではない。
煮干の皮にはよくないものが含まれているとか、頭にはDHAがとか、そんな意見は煮干の皮しか、頭しか見ていない意見なのではとも。
煮干は頭のみにて煮干ではなく、皮のみにて煮干であるのでは無い。
サプリとは、レモン果汁と同じく、何かの成分だけを謳い、例えばシジミを構成するほかの要素は見ていないもののような気がします。
安全性は実証されているとか言うようですが、一体何年治験したの?
ああいう健康食品系は治験無いの?
薬でも治験済みとか言うけれど、戦後からすれば長くて五六十年。
治験年月の高さを見れば、西洋医学よりも東洋医学の漢方薬を私はとります。中国何千年ー?
中国の漢方を中方、日本のを漢方と言って実際には処方内容が微妙に違います。中国では日本の何倍もの量をドーんっとくれますが、これは中国が硬水で効きが悪い為。日本の漢方は輸入されてから数百年、軟水の日本人向けに処方比率が異なるのです。
中国の本場漢方だー!とか言って私は飲まない、怖いから・・・。
しかし、外科治療など急性期の治療には西洋医学だとも思います。
つまり、日ごろは東洋医学で自己管理して、何かあったら西洋医学で手術もアリかなと思っているコウモリ人だったりします(笑)
高血圧の薬を飲み始めて、もう一生手放せないなんて人生はイヤです。
だって、錠剤飲めないんですから・・・(喉に詰まる・・・)
常に非常に備えよ。
これが行動理念の一つです。
薬が切れて命切れ・・・なんて非常時にならない体作りが長年の目標でしたが、それにしてはインドアすぎですかね(笑)
ちなみに子育ての理念の一つは。
無人島に放り込んでも生き残る子にする。・・・です。
子どもにとってははた迷惑そうだ(笑)
そろいもそろって我が家の子は野生児になっております。
一物全体食。
食は生。
魚はいつも家でさばいているので、そろそろ子ども達に製肉の場面を見せようかなと思うこの頃。
命を貰う覚悟なくして、口に入れることまかりならん・・・という、またまた私の勝手なポリシー。
小さい頃、世話していた雄鶏をじいちゃんに首掻っ切られて血抜きされて羽むしられて食されたなぁ・・・。
すずめの姿焼きとか。
孵化器で鶏の卵を孵していて、何故か孵らない卵をばあちゃんがもう駄目だといって割ったら、ヒヨコになりきれなかった途中経過が出てきたこともしばしば。
嫁いで来てから、最近になって高級卵を貰ったときに、本当に何年ぶりかの卵ご飯たべましたが、やはり孵化し損ねたのが引っかかり続けていたんですなあ。
やっぱり卵はナマでは食べられない・・・。
昔は病人に卵と言われていたように、栄養をとにかく体内に放り込むにはうってつけなので、義父さんにはお腹に優しい程度摂って貰うつもりです。
牛乳も栄養を突っ込む必要があるときには有効な手だと思いますので、動物性たんぱく質(魚は別)を避けたほうが良いコウさん食とは別につくる必要がありますが、できる範囲でやろうと思います。
しかし、腸内環境を悪化させる油の使用は私としては無理かなー。
肉もカロリー稼ぎには必要なのかもしれないけれど、消化能力が下がっている人に焼きゴテあてるかもしれないと知っていながら・・・出来そうにも無い。動物性たんぱく質(肉や卵や乳製品)は癌を助長させると親戚の看護師さんから伺いまして。
実は義父さんは肺にもCTで影があって、余裕があれば肺も視診して手術できればしましょうとか言っていましたが、いざお腹を開けたら、三十年ほど前の手術による癒着もひどくて、胃だけに癌が収まりきれずに癒着した腹腔内にまで癌が飛び出し、肝臓の上も横隔膜も一部切除するという八時間以上の大手術でして、肺までみる余裕が無かったらしいです。
そして今は抗がん剤。
癌助長を避けて、高カロリーな食事ってどうつくればいいのーー!
どの本を読んでも、癌手術によって癌を残らずとりましたというのが前提っぽいレシピばかりなんですが・・・。
ああもうもう。
だいたい、三十年前に癌をしていて、そのあと定期健診に一度もいっていないってどうなの!(愚痴です)
去年から様子がおかしいから、周りの皆が病院へ行くように散々言ったのに、市販の風邪薬とか飲んで効かないなぁとか言って、挙句の果てに手術後に先生に命拾いしたねって言われるような容態にまで持ち込むって・・・・・・。(愚痴愚痴です)
今さら何を言っても・・・ですけれど、まあ生きているだけでまるもうけです。
こうなったら、どこまで持つか、もしかして食養生にかかってくるんですか・・・?
お、重いいいい。