うちの猫の兄貴がさんざん欲しがっていた肉や魚を与えたいと思ったのですが、しかし、猫のからだのしくみがわかると更に寿命を縮めてしまうことがわかりました。
食べれるうちにあげたかったと、後悔しなくても良いことがわかったのでお知らせしたいと思います。
なぜ猫には肉や魚が必要ないのかわかりやすく説明してある回答を知恵袋で見つけました。以下、ササミをあげたい女性からの質問を回答に手を加えまとめてました。
肉や魚の筋肉部分はリンとタンパク質が豊富。リンの過剰摂取は腎臓に負担をかけることになります。キャットフードにもリンは入っています。リンとカルシウムのバランスが崩れると逆に骨を弱くしてしまうので、摂取する割合には注意が必要です。リンとカルシウムを一緒に摂取すると、お腹の中で二つが結びついてウンPと一緒に排泄されます。排泄でリンの過剰摂取がある程度防げます。肉や魚の筋肉部分はリンはたっぷりでもカルシウムは少しです。そのままではリンの摂取をコントロールすることができない食材です。また、タンパク質が豊富であることも問題です。食べたものを代謝するためにビタミンやミネラルは不可欠な栄養素なんですが、肉や魚の筋肉部分にはほとんど含まれていません。質の良いキャットフードは、ある程度それを考慮して、ビタミンやミネラルが配合されています。そこに余計なタンパク質を与えればその分を補うビタミンやミネラルは不足してしまいます。代謝しきれなかった栄養素は単なる老廃物となり、しかも栄養素が増えることで腎臓に負担をかけ、さらに肝臓の機能を酷使することにつながります。肉や魚などタンパク質が豊富な食材を与えるときは、ビタミンやミネラル、特にカルシウムも一緒に食べなくてはいけません。手作り食をきちんと作っている方は動物用のビタミン、ミネラル、カルシウムのサプリメントで補っています。とはいえ猫にはそれぞれの許容量があるので、強い肝臓と腎臓をもち、腸内で生成できるビタミンの量が多い猫なら、少しぐらいは大丈夫という場合もあるでしょう。だからぜったい与えてはダメとは言わないですが、猫のからだのしくみを一考することも必要ではないかと思います。
リンは、リン酸カルシウムとして骨や歯を形成していることから、別名『骨のミネラル』とも呼ばれています。過剰摂取を控えて排泄しやすくする食事のバランスが大切ですね。
愛猫の健康寿命が延びることを願って。neco.omama
1月の兄貴です。
