三十路独身女性
ひとりでショッピングに出かけた時のこと。
狭い裏通りで、兄妹らしき小さな子供が、座り込んでおもちゃで遊んでいました。
すれ違うにも肩が触れ合うくらいの狭い通りです。
私に気づいたお兄ちゃんの方が、「おばちゃんが通るから、どけ。邪魔だから」と妹に言いました。
私は苦笑いしながら、「おばちゃんじゃないんだぞ~」と言ってやりました。
すると子供は驚いた顔をして、「えっ、おじちゃん・・・?」
私の笑顔は引きつりました。
しりとり
こないだ電車に乗っているとき、親子連れが俺の近くで大声でしりとりし始めたんです。
母親は最初に静かにしようと注意していましたが渋々子供に付き合ってた感じで、
そんで子供から
子:「しりとり!!」
母:「り、り、りす」
子:「すりゴマ!!!!」(即答)
俺は「すいか」とかじゃねぇのかよ!と思いながらまた聞き耳を立てる。ちょっと笑えてきた
母:「ま、ま、ま・・・」
子:「あたしの名前!あたしの名前~!!」
母:「あぁ~、はいはい、じゃあマイちゃんのマイ」
子:「いりゴマァァァ!!」(即答。)
俺はもうこの時点で;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )
近くに座っている人も;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )
転校生
両親が海外転勤。僕は親戚のいる家の近くに家を借りて一人暮らしを始めた。
朝、新しい学校への初登校。緩い坂を降り、交差点にさしかかった。すると・・・、ドンッ!
トーストをくわえた同年代の女の子が走ってきて、ぶつかってしまった。
「いてて~、どこ見てあるいてんのよ!」
「なっ!おまえこそ交差点に走ってくるなんて危ないじゃないか!」
「とにかく私は急いでるの!遅刻遅刻~!」
「あっ!おい!財布、落としたぞ!おーい!」
女の子は走り去ってしまった。
どうしよう・・・、財布を警察に届けたいが、どこに行けばいいかもわからないし、僕も遅刻しそうだ。
とりあえず学校へ行って、帰りに届ければいいや。僕も学校へ急いだ。
遅刻ギリギリでセーフ。職員室へ行き、新しい担任の先生に挨拶した。若くて美人だ。
先生と一緒に教室へ行った。
「みなさん、転校生を紹介します。今日からみなさんのクラスメートになる、○○○君です。」
その時だった!
「あっ!ノロマ男!」「あっ!トースト女!」
声をあげて立ち上がった女は、今朝交差点でぶつかったトースト女だった!
「あら、あなたたち、もう知り合いなの~?じゃ、○○○君はさやかさんの隣に座ってもらおうかしら。」
「ええ~っ!(二人)」
「なんであたしの隣があんたなのよっ!あんたのせいで財布なくしちゃったんだから!」
あっ。そうだった。僕は財布を取り出して彼女に渡した。
「あ・・・、拾っててくれたんだ・・・。あ、ありがとう・・・。はい、これ。
あとで食べようと思ってたんだけど・・・。あんたが食べなさいよ。」
彼女はカバンからポッキーを取り出して僕にくれた。彼女は照れ屋なんだろう。
これがせいいっぱいの感謝の表現なのだと思った。
しかし、顔がデビ夫人ににているので、かかわりたくない。