すっかり1ヶ月以上開いてしまいました…

気を取り直して

『俳優の仕事』第一部
第5章 舞台における注意6

[「もし舞台で、小さな環と全く離れずにいられたら、どんなにすばらしいでしょう!」]
と、感極まって主人公が叫ぶところから始まります

それは自分次第、だとトルツォフ先生

ランプを持ち歩くことができなくも、小さな注意の環ならどんなところにも持ってゆける

その話のあとに、
舞台上で自分の家にいるように振る舞うよう指示が出る

完全な暗闇のあと、ライトの環が現れ、主人公の動きに合わせて動いた

そして、グランドピアノに向かって座り主人公は唯一自分が弾ける曲を引き始める

これを主人公は「異常だ」と

主人公は音楽が苦手で、普段なら家に誰にもいない時にしか弾かないし、誰かに聞かれて近寄られたら真っ赤になってしまう

それが、人前で演奏して、気まずさも感じずに演奏することができた

奇跡だ、と

注意の環と人前での孤独が舞台で起こることに立ち向かうための砦だと、主人公は思っている

この二つのものの意義をもっとはっきり説明するために、
先生はインドのおとぎ話をした

牛乳がなみなみと注がれた大きな壺を持って、邪魔などをされても一滴もこぼさず街の周りを1周できた者を大臣にする、と大臣探しをしている王様のお話。

王様が見つけたその男は、叫んでも銃声が響いても、そのことに気付かず、ただ「牛乳を見ていた」と、言った

先生は[「これこそが本当の注意の集中だ。」]と

そこから実践してみるも、明るいところではうまくいかなかった

その時、ラフマニノフがフラフープみたいなリングを使う案をアドバイス

明るいところだと、注意の環の輪郭がわからなくてうまくいかないのでしょうね

更に街に出た時に、主人公が発見があった
案外お芝居の理論とかは、実践したり、生活してく中にヒントがあるもんなんですよね

[今日私は理論ではなく、実際の出来事を通じて、自在に動かせる注意の環が役に立つものであることを理解した、というよりは感じ取った。]


お芝居のヒントは、生活の中にあり!
ということですね!
自分も見つけたいです