いえね。

3日目は、茅野駅からタクシーで約2000円、青龍山長円寺 という、紅葉の名所に行ってきました。

まずは、ここの紅葉をご覧あれ。


取締られ役無頼控-王道
まぁぁ、凄いわこれ。

ここまでやられると参りましたとしか言いようがないです。

3日目にして、やっと色を撮ることができました。

できうることなら旅行中こんな天気でキープして貰えれば、どんなに良かったかっ!

まぁ、天気が悪かったってのも、思い出になりますけどね。

私は、ほらっ、執念深いしっ∑(゚Д゚)

今回、紅葉というものは、樹に映えているだけではないということを教わりました。

それがこれ。


取締られ役無頼控-なんか恐い
石畳に点々と残る紅葉。

こういった、美もあるんだなと夢中でシャッターを切りました。

落ちてなお輝いている生がある。

日本人ならではの美意識ではないかと思うのです。

昨日の雨がなかったら、散ることもなく石畳に張り付くこともなかったでしょう。

自然が私に与えてくれた賜だと思うのです。

いい写真が撮れた。

しかし。

なんか、道に肉片が散らばってるようにも見えるっ∑(゚Д゚)

経理のKさん(元写真部部長)にこの写真を見せたら、

「いい写真ですよ。でも、肉片には見えないです」

とクールに毎度のごとくいなされました∑(゚Д゚)

さて。

今回撮った写真で、美しいじゃなくて、印象深かったのがこれ。



取締られ役無頼控-仏心
千手観世音菩薩です。

六道輪廻では地獄道に堕ちた衆生を救う仏様です。

見てのとおり苔どころか、なんかよく解らない植物が生えています。

まるで(自主規制)病のようです。


でも、とてもこの姿に感動したのです。


助けを求める人の替わりに、一身に病を受け止め爛れ朽ち果てていく、そんなお姿にしか私には見えないのです。


誰かが救われて、本当によかった。


と、いった顔で観音様は微笑んで見えますでしょ?

あぁ、これが信仰なんだなと思ったんです。


そこには信じないと地獄に堕ちるぞ! とか、悔い改めよっ! とかいった脅しはないです。

だれでも救うといった、優しさに満ちています。


ところで。

千手観世音菩薩の腕は、基本1000本ありません。

作ってたら大変だもん∑(゚Д゚)

ということで、決まりがあります。

それは何本か?

教えないよっ∑(゚Д゚)


とまぁ、そんな旅行でした。


また嫌になったら旅に出ようと思っている取締まられ役がいる、

そんな会社のブログ。