みなさま、こんにちは(^∇^)

無事に9月に終演いたしました「世帯休業」、フランス人チーム、妻・ミシェル役をさせて頂きました米山祐子です。


先日からお届けしております、ダイジェスト版。
今日は最終場の第3場です。
第3場は前半・後半に分けてお届けします。





第3場(前半)



妻の母から、先の短いおじさんの大金の遺産が妻に入ると聞かされた夜。

それについて、二人で話し合いますが、詩人は「休業規約」に伴い、二人があと2日間他人同士でいられるようチェック中。

違反と認められると、詩人が激しく笛を鳴らします(;´д`)
「休業規約」では、相談もダメ。
他人として接しなければならないのです。

こっそり話し合います・・・






詩人のいない隙を見計らい、
妻「いつ、おじさんちに行く?早く来いって手紙にはあったのよ」
夫「明日でもいいよ」




詩人をごまかしつつ、「ロミオとジュリエット」を一人二役で朗読。




詩人が自分の部屋に引っ込んだ隙に、大金が入った後の夢を語り合います。




夫「理想的な世帯休業がしてみたいな。お小遣いがたくさんあれば、遅くまで家に帰らなくてもいいしね」




妻「お金があれば、そんな必要はないわ。お互いに気まずい思いをしなくてすむんですもの。海岸へまず行きましょうよ。私、ホテル生活したいわ」




そんなことしてたら、ご近所に住んでるソフィちゃんが訪ねてきます。
ソフィちゃんは、詩人のファンということで、詩人・ジルベールのテンションが上がります。
妻「いらっしゃい。ジルベールの部屋へどうぞ」




ソフィ「いえ、今日は奥様にご用があってきました」
詩人「じゃ、あとで部屋へいらっしゃい(^∇^)」




ジルベールが意気揚々と、自分の部屋に行ったのを確認し・・・
ソフィ「私、あの方が立派な詩人だと思ってたけど、ようやく本当のことがわかったの。」






ソフィ「困るって言ってるのに、あの人、家に来て、パパンやママンに馴れ馴れしくしてるから、あとで怒られちゃうの」




ようやく詩人のショボさに気付いたソフィちゃん。
でも、勘違いジルベールには直接言えません。
ソフィ「奥様から、私の家には行かないように言って。あ、私も、ここにはもう来ないから、それも一緒に・・・」




妻「あなた、どうしましょ」
夫「やれると思うなら、やってみな」




話し合い途中で、詩人から「休業規約」違反のチェックが入りました❗
激しく笛が鳴らされます❗

ピィィィ~~~!!
妻「もう、うるさい~(;´д`)」


好物のバナナを貪りつつ、もう詩人の規約チェックが鬱陶しくて仕方ありません。
「世帯休業」より、大金が入ることの方が大事なのに、夫との話し合いもままなりません。


さあ、どうする⁉





第3場・後半へ・・・

To be continue