今日、前社長退任の慰労の会があった。会場は俺のオフィスではなく、一番大きい事業所で。


昔の俺の古巣でもある。


この社長、経営体質刷新のために、着任された方で、自分は時を同じくして、事業所から、本部に集められた兵隊の一人だ。この人の、片腕にはなれなかったが、ITとメディアをあやつる近代兵器にはなったつもりだ。


何となく寂しく・・・。しかし、仕事なので、別れは言えない。退任の潔さもカッコイイ。


俺もこうありたいものだ。


この会、昔お世話になった方々にもたくさん会った。

皆声をかけてくれる。話をしてくれる。これが一番うれしかった。


皆と一緒にいるとき、俺はいつもケンカばかりして、隊列を乱し・・・。転職を考え、退職しようとしたときにとどめてくれたのもこの職場の皆だ。


今では時が経ち、俺自身が組織を護るべき役割になってきたみたい。

会場内では歩く先々で、声をかけてもらい、その声が紹介に変わり・・・。人のつながりって本当にいい。


帰宅の途中も世話になった方と一緒に帰った。


当時は、まさに体育会の流れで、ビシビシやりあってたのに、8年近い前の仕事のことが懐かしく語り合えたりしました。


俺はこの古巣にもう戻ることは無いだろう。


また、次の戦いが始まれば、そこに行き、建て直しをする、まさに傭兵なのだ。


この社長とともにいた8年間。


業績も回復した。


今日の歓談と、笑い声、なごやかな時間はこの賜物だと言えるのではないか。


本当にありがとうございました。