俺にとっての、ある意味、人生の中で記念すべきひとコマが終わった。
人によってその価値は違うと思う。通過点である人もいるだろう。
俺にとっては、色んなことを学び、驚き、感動した3日間の現場だった。
数十年にわたり、大好きで、好きなだけで飛び込んだ世界。中途半端を否定されながら、迷惑かけながら、取り組んできた世界。
同時にこのこととは別に3年半今の俺が続けてきていた仕事についても距離を置き、いろいろと考えることが出来た3日間だった。特に後者は心身ともに疲弊し失うものが多かったが、同時に得ているものが多かったことにも気付く。
それが3日間の現場であった。
改めて、このきっかけを作ってくれた人、仲間への純粋な感謝。めぐり合わせへの感謝。
たくさん色んなことを感じたよ。
役割ということの大切さと、それが結集して大きいもの、仕事は成立するということ。
挨拶の大切さ。
考えることの大切さ。
笑顔の大切さ。
そして、太陽の陽射しの暖かさと、その光によってもたらされる自分自身のリセット。
これまでは1点を見て進んできた部分が多い俺だったが、改めて、同世代の方々の役目・役割のまっとうの仕方、いろんなこと。俺には出来ない部分が多いかもしれないが、非常に良くわかったような気がする。
今日から、ネクタイを締めて携わる仕事に戻るのは正直言って、気が引ける。・・・・・周りを見れば、あまりにもゆるすぎ、役割を持たずに生活の糧を得ていくものが多いことがこれまで以上に気になり、つらくなる毎日になることは目に見えている。
しかし、目的は何か、何をなすべきか、考えて、再スタートしようと思う。
--------------
それと、この年になっても、こんな風に頑丈に電池切れせず、生きていける体をくれた親父とお袋に心から感謝します。