おはようございます。
昨日の続きです。
買いたいという人物は有名人と同じ苗字。
絶対に怪しい。。
そして、その島。
情島(情島は二つありまして。目の前が呉の場所のほうです。)
もともと、軍事部品を作っている工場があったところで、軍事用の部品の荷卸しをする船泊が外から見えずらい場所にあって。
軍事的にも絶好の場所だということが後から調べてみたらわかりました。
少なくても目の前には 「呉基地」があるんです。
瀬戸内海のど真ん中です。
地政学的にそんな島を取られたら国防的にもアウトな場所なんです。
ああ、相手さんは本気なんだ 「日本自治区」を作る気満々。
そう思って戦慄したのです。
ワタクシは戦慄したんですけれど。
主人はウキウキワクワク浮かれているんです。
ウイグル自治区
チベット自治区
モンゴル自治区
目の前にその事実が突き付けられた瞬間でした。
私は静かに言いました。
「その話、ママは反対です。」
その時の顔つきはまさか反対されるなんて?
と豆鉄砲くらった鳩みたいな顔をしていましたよ。
「え?なんで反対なんだよ!?」
「そんなリゾート施設建設なんて嘘っぱちですから。瀬戸内海はとてもとても大事です。
そんな大事な土地が@@へ渡ったらあの人たちは絶対に@@の人だけで土地を取引するから。
その島を売ったら最後、二度と日本人の手元には戻ってこないんです。ママは反対です。」
「20億だぞ20億!わけわかんねーよ。なんで反対なんだよ!お前の土地じゃあるまいし。なんで反対するんだよ。ふざけるなよ!」
どんどんと顔つきが険しくなって怒ってきました。
「・・・・。分かりました。 パパがどうしても売りたいというなら、ワタクシは離婚します。
離婚したのちに売ったらいいですよ。」 にっこりと笑って伝えました。
「は?意味わかんねーよ。何で離婚なんだよ!20億で土地売って海外で死ぬまで遊べるお金になるって話で何で離婚なんだ?」
「ワタクシをなめて貰ったら困るんですよ。ワタクシは誇りを大事にする人間です。日本人なのに金に目がくらんで日本を売る。呉基地が目の前にある島を二度と戻ってこないことが分かっていながら@@に売るということは、売国奴です。」
「売国奴と一緒に暮らすことは出来ません。もしそこに軍事基地ができて目も当てられない状況になったら、末代までの笑いものです。ご先祖様に顔向けは出来ないし日本の恥です。ワタクシは本気です!!」
私は声を大きく張り上げて、主人をにらみつけました。
主人も負けてはいません。
グローバルに活躍する主人ですからね。
あまり「国体意識」が無いのかもしれません。
「分かってんのか?20億だぞ!20億!!」
怒鳴り声がリビングに響き渡ったのです。
つづく
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