こんにちは。
前記事でお話しした経緯から、昨年12月1日に漢方薬を全て休薬してみてるわん太郎。
以降、経過は順調でした。
が。1月8日に、毎年恒例の季節性の腹痛がやってまいりまして。
(不思議と草は食べませんでした)
案の定旦那が泊まりでいない明け方でしたが、浅め祈りポーズを4〜5回やりだしまして…
出すものを出せば治るかもと、淡い期待を抱いて散歩へ連れ出すも、道中でも祈りポーズを始めてしまい
慌てて抱っこ撤去で走って帰宅したのですが、この時に頭の中ではあるモノのことがぐるぐる渦巻いてました。
それは…実はもうひとつ、以前から試してみたく、取り寄せていたものがありまして。
ご存知の方は結構いらっしゃると思いますが
人間の炎症性腸疾患で有名な漢方薬【青黛】と同じ植物の葉や茎から作られているようです。
(青黛に関しては、大変参考にさせて頂いたブログがございますが、そこは人間用に情報提供を下さっている場所です、リンクを貼ろうか悩みましたが、やはり犬ですので、申し訳ない思いがあり、遠慮させていただきました。それにしても、素晴らしく聡明なブログ主様で、自ら実験を重ねておられます、心から尊敬します)
⚠︎青黛は藍を発酵させていて、その過程でインディゴという成分が含まれるそうで、劇薬っぽいです。
さて、この藍の粉ですが、漢方の青黛と同じ藍の茎葉を使ってはいますが、製法が違い、安全性には全く問題無いそうです。
その点については、メールで確認させていただいたところ、動物(犬ではありません)実験もクリアしているとのことでした。
ちなみに、ご返答頂きました方は専属の薬剤師さんでした。
穏やかな効果で免疫アップや、抗炎症、ダイエットにまで効果があるのだとか。
ただ、それは人間が食する場合の保証ですから犬にどうかは分かりません。
そこで悪化した今のタイミングで試してみようと思ったのでした…
強力な抗炎症効果のインディゴが含まれないので、青黛のような効果は無いけれど、その分、危険性も低いし、同じ茎葉ならそれなりに効果あるかも?という単純なリクツからです。
説明書には、1日2g程度の量をとあったので、わん太郎にはとりあえず0.1gを日に1度与え、様子を見る事にしました。
(ちなみに使用しているスケールは、タニタの製品で0.1gから計れるものです)
で、結果ですが、食した翌日には、粘膜粘液、腹痛も止まりました。
最も、腹痛については帰宅後、既にかなり落ち着いたのですが。
そして今度は1月13日、今月2度めの不調の波がやってきました。
粘膜粘液と震えがあり、1ヶ月ぶりに草まで噛みだしてしまいまして。
は粘液に草混じりの液状でした
そこで今度は、思い切って0.1gを朝晩2回、つまり1日量で0.2g与えて様子を見ることに。
結果、翌朝は有形の軟便になり粘膜粘液が消えました
とは言え、まだ2回の使用なので因果関係は謎です。
(常用は今のところしていなく、頓服としての使用です)
劇的に悪くなる時は、回復も早い場合が多かったりもします。
そして犬に大丈夫かどうかも分からないままの使用です。
ネット検索しても、同種の藍の根を利用した板藍根を使用している方はおられましたが、藍の茎葉を乾燥した粉や、藍の茎葉エキス等を試されている方は存在せず…
⚠︎なので、いまのところ、私からお犬さま方には、当然お勧めは出来ません
それはともかく、私も飲んでみたので感想を
香りは抹茶ですが…
色が少し藍色がかった不思議な色です
画像では分かりにくいですが、期待しちゃいますね
水で溶かしてみましたが、割と溶けます
ノンカフェインだそうです
私の嗅覚味覚では抹茶でした。
美味しいと表現して良いのじゃないでしょうか
ちなみに藍の根の部分を使用している板藍根は、私も以前わん太郎に試していて(刻みを乾煎り後、煮出して使っています)は当時小さじ1を1回量だとわん太郎は腹痛(胃寒痛?)を起こしました。
服用5分以内に祈りポーズを1〜3回して、30分後に痛みが取れるという感じでした。
服用のタイミングや状況を毎回変えて3回試しましたが、3回とも上記の通りの同じ反応だったので、合わないか量の問題かなと思い、やめています。
(この当時は漢方薬をしっかり服用中で、黄色錠剤で炎症を取っていたので、相乗効果で作用が強過ぎたのかもしれません)
でも板藍根茶って美味しいので、私と旦那はこの時期、風邪予防で継続していますがトウモロコシ茶?みたいな風味です
その効果かどうか、夫婦共に未だ風邪やインフルエンザにはかかっていません。
現状はそんなところです。
今後は粘膜粘液を見た時点で藍の粉を使用しつつ、少しずつ服用期間を長くして、様子を見ていこうかと思っています。
最後にひとつ、個人的に悲しいことがありました。
それは、とても仲良くさせてもらっている従姉妹が、この度、潰瘍性大腸炎の診断を受けてしまったことです。
年が離れていますが、しっかり者の妹みたいな感じもあったりして、まだ若いのにめちゃくちゃ気がきく大人な女性なんです
わん太郎でIBDの辛さを見ているだけに、悲しい親近感が生まれ、なおさら暗い気持ちになってしまいました。
まだ20代なのに…←そこで早速、藍の粉をお渡ししましたら「わん太郎とお揃い〜」と喜んでくれました
(これからも色々と送りつけるからねっ)←ホントに暗く悲しい気持ちなのかっ
それにしても、病気はなんのために、こんなにバラエティーに富んでいるのかなぁと、近頃思います。
それでは、ほんとに長々とお読み下さった方、ありがとうございました。
次回からはもっとタイトな記事を目指します←毎回言ってね
遅くなりましたが今年も宜しくです。