今日は久しぶりに新芝川に釣りに行きました。荒川との合流部分にあるいつもの水門のところです。
何を釣るという目的があるわけではなく、ただ熊太郎ミミズを垂らし、何か釣れればいいなぁという程度の軽いもの。
今日は暑過ぎたのでしょう。40分ほど粘ったのですが、全くダメでした。
釣れる時は、魚が餌を突いてきたり餌が取られたりと、何らかの反応があるものですが、今日は全く手応えなし。
朝暗いうちに来れば違ったのかも知れませんが、陽が昇った後では魚も暑過ぎて休業状態だったのかも知れません。
それで、釣りは諦めて早々と撤収したわけですが、まだ午後1:30分。このまま家に戻るのもなんだか中途半端。
息子に「このまま帰る?それともどこか行く?」と聞くと、迷わず「どっか別のところにいく!」と返事が返ってきたので、とりあえず家に直帰しないことは決定。
えーと、じゃーどこに行こうかな... と、上を見上げるとそこには首都高速が通っています。ここから首都圏を抜けるのに一番近いのは東北道。
であれば、蕎麦を食べに行こう!ということで、鹿沼まで行って参りました。
栃木ICを降りて永野川沿いを北西に10数キロ走ると、「粟野そば街道」と呼ばれ、沿道にお蕎麦やさんがたくさんある地域があります。
粟野商工会議所のガイドマップを見る限りでも18件あったので、実際はそれ以上の数のお蕎麦やさんがあると思われます。
永野川周辺は、いかにも栃木の山里といった雰囲気。私はその雰囲気が好きで、この近辺にはたまにふらっと訪れたりするのです。
もちろん蕎麦も美味いのですが、私は蕎麦が目的というよりは、その山里をのんびりと堪能するために蕎麦を食べに行くといった感じ。気軽に行けるドライブエリアとして重宝しています。
今回立寄ったそば屋さんは「山水」さん。蕎麦街道では最も北端にあるお蕎麦やさんです。
ここは以前、谷倉山に登った帰りに見つけ、その時は入らずにずっと気になっていたお店です。
初めて訪れる人は、本当にこんなところに蕎麦処があるのかな?と心配になるぐらい山奥にあります。
地理的にも最も奥まった場所にあり、店の雰囲気はいかにも地元向けといった感じ。
飾り気はなく、私的にはど真ん中にはまったかなり雰囲気の良い店でした。
お店に入っても期待を裏切られることはありません。地元の方達が3~4人、酒を持ち込んで一杯やりながら歓談にふけっていました。
お店というよりかは、地元の人達の憩いの場的な雰囲気があります。
私たちはもりそばの大盛りを注文しました。そのお味は?といえば、普通に美味しかったです。でも、いくら食べても飽きない味です。
ただ、見た目は普通の蕎麦と違い、一本の長さが10~15cmとブツ切り状態。
永野蕎麦とは本来そういうモノなのか。それとも「山水」独自のモノなのか。それは次回、他の店に入って検証したいと思います。
今度はもっと腹を空かせて行って、3軒ぐらいハシゴをしてみようかと考えています。(^ ^)
うだるような暑さでした。釣れないのも当然ですね。
新芝川。間違っても入りたいとは思いませんが、いかにもぬるそうな水です。
手打ち蕎麦「山水」の外観
地元の人たちが飲みながらテレビを観ていました。
もりそばの大盛り。通常500円+大盛り200円