気づけば7月である。
あっという間に夏である。
草のみずみずしさと静けさが沈んだ夜の空気が、全身をくすぐる初夏である。
しかしながら、最近の仕事については一向によい方向に進まない。
忙しいとも違うし、大変とも違うし、つらいとも違う。
それはまさにうまくいかないという一言に尽きるのである。
まさか三年目にして、
泣きながらユーザーと話す羽目になるとは思わなんだし、
年配者に言葉で追いつめられるという経験も始めてだった。
バックヤードの動きにこちらが面倒をこうむることはざらであったが、
続くのもめったにないのである。
これほどまでによくない出来事が続くのも稀な数週間である。
毎日がガチである。
そして、うっかり忘れていた業務があったことに気づき、ひやっとする今日の業後。
後の祭りかもしれないのだが、なんとか明日追いすがろう。
しばらくは、出来事を口にするのもおっくうであったのだが、
こんなにもうまくいかない毎日が続くのも珍しいので一つ記録として残しておく。
なんで、こんな一週間のラストが金曜でないのか。
なにゆえ、土曜日でラストなのか。この狼狽ぶりは、多くの人たちに心配をかけるのである。
ここ最近、思うことがある。
人間は、とくに私のような人間は、一つの事実に対して憤慨すると
論理的に動くことができなくなるということだ。
私がそうであるように、他人だってそうなのだ。
いい大人だってそうなのだ。
そして、その矛先を向けられた人間ほど無抵抗で不本意なものはないのだが、
攻撃している側からしたら、そんなことはお構いなしなのである。
そして何より、攻撃側が被害者だと思ってしまっているから盲目になるのである。
これが、最近気づいたことである。
トドのつまり、私は最近狼狽しているのである。実に、実に、そうなのである。
何にせよ、今週の休み、やることは決まっている。
とかく寝る。そして何も考えない。
それだけに、尽きる。