ぽろぽろとこぼれていったあと、空っぽになれることが救いになる時と

そのあとにじわじわとこみあげてくる感情が救いになる時と

空っぽにも満たんにもなれず、すかすかになってしまう時といろいろある。


ここしばらくの私は、たぶんすかすかした状態でいつも泣いていて、

何も湧かないままにただただ整理のできない感情に苛まれていた気がします。


根本的に、どうしようもないことにやきもきしたり心を痛めるのは

自分の心が無駄にすり減るだけなのだから、あまり考えないことが大事なのかもしれない。


そして、考えないことで楽になれる瞬間の、さらにその先へ行くには、

負の要素を外側から憐れむことなのかもしれない。


今日もまた、不快で、でも、不快になるトリガーがあまりにも幼稚なことで、

大人でもやることは子供と一緒なんだなあと思う。


何が、癇に障っているんだろう?


そう考えたらきっといろいろあるし、

気に障ること言ったのかもしれない。


でも、だからって、もう三十路の女が受け止められないようなことなのかな?

それとも三十路だから受け止められないのかな?

わかんないけど、私は誰かと関係を悪くしたわけじゃないんだけどな。

できることならうまくやりたいんだけど。


きっと、今思い悩んでいるのはこのことだけじゃないんだけど

仕事する背景にあることだからいちいちめんどい。


ばっさり嫌われてるわけじゃないからまだいいんだろうけど、

この先、結構面倒だと思う。


でも、このさきってあとどれくらい?

みんなと同じように当たり前に過ごす会社員としての日常は、あとどれくらい?

私、いつかはやりたいことできるよね?そのために今寝不足なんだよね?

努力はいつかかなうよね?


だから、早く抜け出したい。

普通の会社員から抜け出したい。


私なんて、きっとみんないらないんでしょ?


私がいたっていなくったって、誰も困らないんでしょ?

ただ、手が足りないだけ。きっと、そう。


子供じみた仕打ちも、別に平気。

その心の小さくて黒い部分を、私は外側からそ知らぬふりして憐れもう。

そしたら、きっと、何も怖くない。