こどもはつらいよ | One at a Time in シュトゥットガルト

One at a Time in シュトゥットガルト

住み慣れた日本を離れ、ドイツでの新生活がスタート。国際結婚・バイリンガル育児・日々の生活の奮闘記。

先日、幼稚園クラスの日本語レッスンに行ったときのこと。

今月のテーマは家族。

通常クラスでは、家族について絵を書いたり、おままごとで家族ごっこをしたり、何人家族というチャート作ったりしたようす。

「家族の中にある問題点(problems you see in the family)を話し合う」なんていうディスカッションもあり、日本語でも聞いてみててくれという担任のリクエスト。4•5歳児に大きな課題だなぁと思いつつ、日本語クラスの4人の生徒ととも話し合ってみることにした。

Problem(問題)っていうと難しいから、「どんなことが大変か」とか「どういうことがあると悲しいと思うか」とか、「ちょっと違う風になったらいいなと思うことないか」というような諭しかたで聞きだしてみると

兄弟げんか、の次に出てきたのが

お父さん不在。

これが見事に4人とも。誰か「うちのお父さん、出張にいっていないの」というと「うちもー!!」

おままごともやらせてみて観察してみるも、まぁ見事に揃うシナリオ。

父ちゃんは「行ってきまーす!」と仕事に行き、「明日から出張だから」と家に電話を入れ、

母は何やらずーっとキッチンで何かを作ってる。赤ちゃん役の子が泣けば、はいはいと世話をやく。

役も設定も全部自分達で決めてたんですけどね。駐在海外生活をしている子供たちが見てる世界なのね。

衝撃だったのが

「お父さんがおうちにいるときは何して遊ぶの?」

という質問に

「お仕事してないときは家でお勉強してるから(一緒に)遊べない」

「スマホしてるから一緒に(ゲームとかは)しない)」


お、おとうさーん。。。えーん


でもねぇ。うちにも似たようなのがいるんです。最近の大学院の授業取り始めたので、丸1日会っていない娘の「一緒に遊ぼう」というリクエストに

「今コレやらないといけないから。」

わかるんですけどね。わかる。仕事や自分の時間もとても大切。
でもこの子の、このリクエストはもうこの時期、この瞬間だけですよー。とも思う。

ちなみに「家族全員が好きなこと」という質問に苦戦していた子供たち。

私は即答できたなー。「スキー。音楽。パーティ。(よく人が集まる家だった。今でも。)」
家族で過ごす時間はとても多かったな、と思う。両親ともフルタイムだったけど。

今は??? 難しいな。。。

散歩、とアイスクリーム。か?! 
私とオットの共通の趣味が少ないからなぁ。

これからもっと家族での趣味を増やしていきたいなー!


大量のお洗濯の途中で休憩と思いベッドに寝転んだら、天井にハートハート 



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