Acroquestでは、昼休みにミーティングをすることもあり、
その際の弁当は、新人がまとめて買ってきてくれる。
もちろん弁当を食べた人はお金を後から支払うのだが、
その人数が多いと集金が大変である。
そこで、新人Mがエクセルを利用して、
集金を効率化する仕組みを考えた。
Mはこの仕組みの運用開始にあたり、何か名称を
考えたいと提案した。
するとある先輩社員が、
「凝った名前を考えても、結局社員は集金システムと
呼ぶと思うよ」
と言った。
これはその通りで、結局はわかりやすい名前しか
定着しないのである。
すると、これを聞いていた副社長が、
「I4集金システムとしなさい」
と言った。I4は今の新人の年次を表す略語である。
※Acroquestでは年次ごとに名称がついている。
なぜ、I4とつける必要があるのか?
それは、誰の手柄であるかを明確にするためである。
単純に「集金システム」では、誰が考え、運用する
ものかわからない。I4とつけば、新人のやっていること
だとわかる。
何かプラスの行いをしている人は、それが誰なのか
分かるべきである。そうでなければ、何もやっていない
人との差が分からず、不公平が発生する。
プラスでやっている人がプラスで評価されるのが
公平さというものだろう。
小さなことかもしれないが、おろそかにはできないのである。
以上