今日は、若手の有志で会社を活性化させるための
ミーティングが始まることに決まった。
月曜日の始業前と水曜日の昼休みに自主的に集まって、
ミーティングの時間を持ち、自分が感じている問題点を
話し合って結論を出すという会である。
参加メンバも若手同士の長い話し合いの結果で
決定した。
ところで、このメンバには、若手社員のOが含まれて
いなかった。
若手Oは、プロジェクトの都合上、外出することが多く、
また、本人の性格としても、あまり積極的に発言する
ほうではない。
そのため、O自身はこのミーティングへの参加しようとは
思わなかったようである。
ところが、このミーティングの参加者について報告を
受けた人事の社員Tは、主だった参加者たちに、Oも
参加しないか話してみるように促した。
早速彼らがそのアドバイスを実行したところ、
Oもミーティングに参加することになった。
実は、社員Tは、若手Oが地味ながら着実に成長している
ことを見ていたのである。Oは新人の頃はイマイチ頼りに
ならない感じがあったのだが、最近はそのような感じは
まったくしない。
上司に対しても、おかしいと思ったことははっきりと
言うなど、芯がしっかりしてきた。
TはOのこのような成長を見ており、だから、
今回のミーティングに参加するように、背中を押した
わけである。
ちなみに、Oはミーティングに自分も参加することに
決めた後、Tのところに直接やってきて、Tの配慮に対して、
お礼を言ったそうである。
ちょっとしたことだが、この行動がOの成長を表していると
言えないだろうか?
やはりTの目に狂いはなかったようである。
以上