
ここに何度か書いている早朝プロ研では、参加者各自が
話し合いたい議題を持ち寄る。
今日の新人Tの議題は、
「~ランチをより良くするには」
だった。
新人Tが言っているランチとは、技術者が最新の技術トピックに
ついて情報を共有するランチのことである。新人Tは、このランチに
参加した結果、いくつか改善点に気づいたようである。
その議題を持ってきた。
だがしかし、Tが話しているランチの関係者は、
早朝プロ研には誰も参加していなかったのである。
つまり、早朝プロ研で話を出したところで、何にもならない。
そのため、Tの議題はスキップされてしまった。
このプロ研の後で、先輩社員のMとNとが、人事トップのTに
今日のプロ研について報告した。
彼らの報告を聞いて、人事Tは不満だったようだ。
先輩社員たちが、新人Tの議題の改善点について、
プロ研の中で何も話していなかったからである。
新人Tの議題は、その内容をランチの関係者たちに直接話し、
その話した結果をプロ研に持ってくれば、おもしろい
議題になったはずである。
人事Tとしては、新人Tへの教育のために、そのことを
先輩社員たちから伝えてもらいたかったのである。
しかし、彼らは単に新人Tの議題をスキップしただけだった。
先輩社員たちは人事Tから、後輩への指導を強化すべし、
と叱られた。
新人が未熟なのは当たり前である。
その問題点を改善し、よりよい方へと向かわせるのが、
先輩社員の役目なのである。
以上
