ロボジー大ヒット公開記念で矢口史靖監督の
「ハッピー・フライト」が放送されました。
この
映画はとても面白いですよね。ストーリーも登場人物の魅力もとっても素晴らしいのですが、
「ITおじさんのヨタ話」で伝えたいのは、この作品の大きな魅力だと思う
徹底したリアリティです。
航空業界を徹底的に取材して作りこまれた世界観と
ANAさんの全面協力による本物の迫力です。
ANAさんのFacebookにある写真はとってもきれいです。ご隠居さんも書いてますが、私も「空の安全 ILS」に関わる
システムを開発してきたので、この作品の本物志向はビンビン伝わってきました。
冒頭からいきなりの墜落シーン!
じつは「訓練シミュレータ」を使った訓練なんですが、
シミュレータの凄さと重要性を見事に伝えてくれます。
作品全般に渡って、まったく遠慮のない「専門用語」が連発!!
他の作品に有るような用語説明的なシーンも全く無く、
テンポよくどんどん進んじゃいます。
これが作品のリアリティを出しているんですが、この専門用語や実際のシステム
を知っていると、この作品の凄さにグッとくるシーン満載です。
飛行機の安全を守る多くの人々の実話エピソードをベースに
面白くコミカルに表現できるんですね。
離陸シーンでは、
「ブイーワン ブイアール (ここで機首があがる映像)ヴイツゥー ポジティブ ギアラップ(ギアの収納映像)」
(V1:離陸決定速度)(VR:ローテーション速度) (V2:安全離陸速度)
と一気に飛び立ちます。
「ファースト・セグメント」の離陸第1段階が描かれてますね。
離陸の詳細は、「航空実用辞典」の「離陸 take-off]に詳しい説明があります。
http://www.jal.com/ja/jiten/dict/p277.html
そして、オペレーションコントロールセンター(OCC)の紹介です。
ここがコンピュータシステムを駆使する重要な場所です。
物語は様々なトラブルの連続ですが、バードストライクからの緊急着陸が
システム屋として見応えあるハイライトです。
怒涛のILS関連の専門用語連発で、緊迫したシーンの連続!!
「木更津からグライドスロープに乗れるんですか?」
「ローカライザ キャプチャ!」
「グライドスロープ アライブ」
「グライドスロープ キャプチャ」 「よし、いいぞ」
「ひぃーやぁー ILSに乗っけたよ」
そして、
クラブとったまま横風着陸成功で、
「ナイス ランティング」
です。パイロットと管制塔の的確な対応と、最新の「ILS計器着陸装置」や気象監視システム
全てが重要な役割を果たしているのが分かります。
※ILS(計器着陸装置)の説明
http://www.jal.com/ja/jiten/dict/p206.html#TOP や
http://www.jal.com/ja/jiten/dict/p289.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E5%99%A8%E7%9D%80%E9%99%B8%E8%A3%85%E7%BD%AE
いろんな意味で、とっても面白い良い映画です
。※安全と安心の監視システムに関わっているAcro社員は必見ですよ。
普段は語られることが少ない、「ILS」の活躍が堪能できます。
集中監視システムにかかわり、この映画をもっと楽しみたい方、
Acroquestの案件に興味のある方は、こちらまでご連絡ください。
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