◆ 2011/1/22(土) 西九条BRAND NEW(ブランニュー)
晴れ
"OBSESSION 3man"
西九条BRAND NEW(ブランニュー)
OPEN 18:00 / START 18:30
Adv.¥3,000- / Door.¥3,500-(共にD別)
1.
2.emmuree
3.dieS
◇
この日の体調は最悪だった。
あまりの気持ち悪さに吐こうと思って口の中に指を突っ込んだけど、何にも出てきやしない。
でも emmuree さんが~。
前回ハシゴで落ち着いて見れなかったからな。
これ見逃したら大阪じゃまた当分無いし。行きたい…。
とりあえず会場まで行くだけ行ってそれでもダメならあきらめようと家を出る。
しかし電車の揺れがまた気持ち悪い。
うぇぇぇ。会場にたどり着ける気がしない。
へろへろになりながらも到着。
が、あれ?全然人いない。
待ってる人4、5人?
オープン時間間違えた??
…いや、合ってるな。
まあ普段行ってるV系イベントとは少し系統違うし、客層がほぼ社会人って事でオープンしてからゆっくり来るカンジで緩かった。
おかげで久しぶりに emmuree を前で見ることができたのだった。
でもオープンしてからは受付に並ぶ人がなかなか途切れなかったな。
結局ライブが始まる頃にはそれなりにフロアに人が溢れてたよ。
◆ 1.
不愉快な思い出の集合体であるこのバンドを見たいとは思わない。
パス。
とか考える以前に、体調悪いまま。
一番後ろにいるのに低音のベースが体中に響く。
ぐぇぇ、気持ち悪い。せめてこの振動さえなければ。
ああ外に出たい。でも今回に限って再入場無し!!
最後吐き気がしてトイレにこもる。
40分の長時間に渡る拷問だった。
◆ 2.emmuree
【18回目】2007/10/9 名古屋ホリデー~
黒い衣装に戻っていた。
いや待て。ハルカさんまで黒い衣装ってのは今まで見た事なかったかも知れない。
そしてドラムにスガシカオが。ちょっと丸いが。メガネがね。そんなカンジだった。
想さん。さらさらぺったんな黒髪。
足元が隠れるほど長いロングスカート。いいシルエット。
しかし裾を踏みそうで踏まない。見てる方がハラハラする。
そんな風にして、これぞ emmuree だという四人の姿がステージに広がった。
…んだけど曲の方は最初と最後だけが暗黒なので、後はなんだかさわやかセトリ。
『starwberry』演ったし、この前見た白い衣装の方が合いそうな構成だったよ。
前半は歌よりも楽器の方が強くて、後半になるにつれて想さんの歌が伸びて通っていた印象。
中盤音が整ってくると、ドセンだったせいか声、ギター、ベース、ドラム。
それぞれが音源を聴いてるように個々にぶつからずに耳に届く。
西九条の最前だと左右両脇のアンプから音が聴こえて、ほぼ真横にあるスピーカーの音は無いも同然なんだけど、
アンプのギターの音が壁や横のスピーカーに反射してるのか、音に包まれる感覚だった。
ヘッドホンなんかだと頭の中が音でいっぱいになる感覚だけど、それをスケールアップして音の中心に体が浮いてるような感覚。
こんなのは久しぶりだ。真ん中で聴けてよかったな。
ハルカさんが時々腰を落として、がに股な体勢でギター弾いてた。
で、そんなギターは他では聴かない音で、
神経を引っかくような、きしむ様な高音だとか、幾重にも波が押し寄せてくるような独特の浮遊感だとか、
洞窟に閉じ込められた中で煌く光を感じるようなものがあって個性的だと思ってる。
一音ずつ細かくチョーキングしてた気がするけど、ああいうところでこの音が創られてるのかなあ?なんて思いつつ。
emmuree さんは他のバンドとは違ってカミテがベース。
右から聴こえてくる低音は今回もゆったりクッキリ。
一つの音を確実に踏みしめながらゆっくりと流れる。
ヒステリックなギターと比べると、穏やかで丸いイメージかな?
それなのに他のパートと混ざり合うと emmuree らしく黒に染まる。
他のバンドで弾いたら明るいイメージになりそうなのに。面白いね。
そして歌。想さん。
以前ほど狂気を感じるステージではなかった。
それでも歌えば歌うほどに伸びていく声が気持ちよかった。
そこら辺りを歩き回り、時に前や後ろの段に座り込んでいた。
雨が降る日、外に出てみればそれは止んでいて、雲が流れ去った空の下は明るく、広い庭を散歩しながら歌う。
思い出せばそんな光景が浮かんでくるステージだった。
持ち時間が長ければそんな世界も描ける。
スリーマンで良かった!
でもって「あれ、新曲は???」って思いながら終了。
帰ってブログ読み返したら、今日演るとは書いてなかったね。
単に2曲ほど新しい曲ができそうって話だった。
いつの間にか物販が充実していたのでタオルとロンT購入。
しかしタオル。ライブでこれ使う場面は果たしてあるのか?
◇
1.miss【drain】
2.絵空事の色彩
3.silence
4.I hear the clocks couting down
5.instability
6.starwberry
7.angel's watercolor
8.ROSES ~骨と薔薇と闇と光~
◇
◆ 3.dieS
【18回目】2009/2/18 梅田ホリデー~
知ったのは emmuree さんと比べて1年半近く遅いはずなのに、見た回数が追いついてしまった。
今回見るつもりはなかった。
というか今後見るつもりがなかった。
去年ツーマンで聴いた『天使』
あの時に感じた終幕という感覚がすべての感情を飲み込んで、
もうこれで終わりでいいという満足感と共にすべてが無くなった気がした。
あれから関西でのライブは無くて、数ヶ月空いた事も、それが過去になり気持ちが離れる理由には充分で、新たな年明けと共に遠くで語られる出来事になる。
…はずだった。
なのに2011年。
たまたま今年初の大阪ライブが被ってしまった故に揺らぐ気持ち。
帰る気満々だった心は、dieS を待つ笑顔の前に一瞬で崩れ去った。
そして始まったライブ。もう一度このバンドに魅了された。
あの時にわずかに感じた不快さが今回は消えていた。それが有り難かった。
1曲目が『Matador』
手拍子での緩やかな始まりは意外だった。
そしてサビの明るさ。晴れていく視界。
2曲目に響く低音は『NO DRUG』
去年の、熱い気持ちを取り戻したようだった。
ここから逃れられなかったのがなんか悔しい。
そして3曲目が『シャーマン』
大阪では1回もセトリから外した事は無かったんじゃないだろうか?
ずっと飛び跳ねるこの曲が最初で気がつけば2年経っていた。
そうだったな、こうやって音楽で、人を惹きつけていくんだこのバンドは。
もう体を動かす事に躊躇いは無かった。
『BERLIN WALL』『発情』と馴染みのない曲が続いてから『天使』
でも今日はいまいち。最初のギターが世界に入り込むには少々悪い出来だった。ちょっと残念。
いい日なら、さっき見た emmuree さんよりも、さらに広い光景が描ける曲。
雨上がりの空。徐々に晴れていく雲と、境界無く無限に広がる地平線。
Aメロギターは地平線の向こうに降る光線のようで、ベースが穏やかな空間を創る。
歌声は暖かな風を浴びるようで、時間の止めた世界に、現世の終わりがここであって欲しいという祈りを捧げたくなる。
そこから後は拳と声を振り上げる曲で最後まで。
『Scar.to.low.now.YOU.ME』
『MA(裸)RIA』
『バーサーカー』
カミテ、シモテ関係なく動くメンバーさんの姿も熱かった。
ドラムさんいつもよりテンション高い?両手をあげてメロイックサイン。
そして、歌っているときはひたすらに真剣で、その合間に見せながら緩んだ表情でお客さん達を眺める荒瀬さん。
もはやどこで言っていたかは忘れたが、
「あぁ~、言いたい。」
「く、」
「く、」
「くっくくっく青い鳥~」
「…違う。」
「お前と狂いたーーい!!」
空に向けられたその言葉は叫びだった。
その声はきっと聞いた人の心に届いた。
そう思った。
フロアを見てはいい顔、いい顔と言っていた。
これはいつも通りか?
いや、いつもそうできる事が凄いんだろう。
「お
お
さ
か
に
住みた~い!」
何かの曲で歌詞が変わっていた。笑
アンコールはセッションだと思っていたのか、手拍子のみが会場に響いていた。
でも出てきたのは dieS さんメンバーのみ。あれ?
出てきた荒瀬さんが「もう1曲できるみたいです。」と言っているので、どうやらセッションではないらしい。
そのアンコールで唐突に。
「本当に引っ越してきたらどうする?」
「引っ越し祝いちょうだい」的な事を言っていた。
この日、最後の曲は『ベクトル』
ヘドバンや折りたたみがあって、いつも見ているようなヴィジュアル系のノリだったから、最後の最後まで汗を搾り取られるように楽しめた。
汗と一緒に悩み事が少し流れ出た気がした。
いつの間にか頭痛や吐き気はなくなっていた。
以上新春あらせ祭りでした。
次回の大阪は4/2だそうな。遠いね。
これからその日までに大きな別れが幾つもある。
日替わりで変わる感情は誰かに嘘を吐いているようでとても息苦しく、最後には心の動かない無感動な人間になってしまいそうだ。
だけど、それを越えてまた笑える時間に出会いたいと願う。
この日、この対バンが被ってくれた事に感謝。
◇
1.Matador-マタドール-
2.NO DRUG
3.シャーマン
4.BERLIN WALL
5.発情
6.天使
7.Scar.to.low.now.YOU.ME
8.MA(裸)RIA
9.バーサーカー
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10.ベクトル
