私の新しいチャレンジ!
今年の4月から週に1回だけ病院の偏頭痛専門部門で鍼灸師として働いています。
(鍼灸学校の先生から誘って頂いて。私で大丈夫かとも思いましたが病院で働く経験をしてみたかったので)
全米で唯一の偏頭痛専門の病院で、治療にカイロプラクティックやカウンセリング、バイオフィードバックなど統合医療的なアプローチをしており鍼治療もそのひとつ。
入院している患者さん(通院ではなく、入院しているんです。しかも患者さんはNYやカリフォルニアなどかなり遠くから来ている人もたくさん)で鍼治療を試したい人に治療をします。
実は去年の秋からずっとインターンとして病院へ通っていました。
書類手続きが煩雑でコロナの影響もあり、時間が思った以上にかかりました。
年内には承認されるだろうと言われていたのに、実際に承認されて働き始めたのはこの4月です。
慣れるまで一番つらかったのはEPICという病院で使うコンピュータソフトへの入力方法を覚えること。
私の英語力の問題もあってよけい大変だったかも。
最近やっと慣れてきました。
病院はシカゴのミシガン湖沿いにあって、眺めがいいです。
(患者さんは眺めを楽しむ余裕はないでしょうが)
この病院に入院している患者さんは、子供の時から片頭痛持ちだったりと話を聞くだけでもつらくなるような方が多いです。
健康の有難みがよくわかります。
片頭痛の原因はさまざまですが、頭痛日記をつけて、トリガーとなる食べ物や行動を排除していくことが大切。
そして、予防に効果があるとされるのは、
・規則正しい生活
(睡眠時間も含む)
・健康的な食事
・ストレッチやヨガなどの運動、
ロッククライミングの動きがとても頭痛予防に良いのだそうです。
視線を一点に集中させてそこに向かって手を伸ばす一連の動作が頭痛予防になるそう。
さすがにロッククライミングは自宅ではできないですが、ぶら下がり健康器具のようなものでぶら下がるのも良いそうです。
そして、実は歯ぎしりが原因で頭痛が起こっていることも。
夜間ナイトガード(マウスピース)をはめるている人もいるかと思いますが、実は何かが奥歯に当たっていると人間の本能としてつい噛みしめてしまうのだとか。
なので、前歯の部分だけをガードするものが良いそうです。
(NTI-tss Plusで検索するといろいろ出てきます)
ナイトガードをこのタイプのものに変えて、頭痛がかなり減った患者さんもいるそう。
偏頭痛に悩んでいる方はぜひ上記の予防策を試してみて下さい。
憧れの病院勤務、さくっと搾取されるし(50%)、家から遠くて車で行きは30分ほど、帰りは渋滞するのでさらに時間がかかり50分近くかかることも。
間間的にも金銭的にも自分のクリニックで働いた方がよほどいいのですが。
しかも、せっかく病院まで行っても鍼治療を希望する患者さんがいない時もあるんです・・・
でも週に1回だけですし、とても良い経験、勉強になっているので頑張っています。
病院近くの道、グースがたくさんいます。
人間が近くに行ってもあまり怖がりません。
そして、のんびり道を横断。
グースが渡るまで車は一時停止しています。
私も一度目の前をグースが横切って、じっと待っていたことがありました。
病院の仕事の前後にグースで癒されています。