第五巻まであるラー文書。
2巻もキンドルアンリミテッドで読めます。
一巻はこちら。
「ラー」についてあとがきに詳しく書かれていたのでそちらから紹介します。
引用です。
「『ラー』はみずからを社会的記憶複合体と称する、第六密度に存在する集合意識の一部で、無限の創造主の『一なるものの法則』に調和した奉仕を行う点で団結している惑星連合のメンバーでもあります。
よりなじみ深いところでは、『ラー』は金星において進化した体験を有する宇宙の旅人で、本書の情報の核となる『一なるものの法則』の慎ましきメッセンジャーとして、『すべてのものはひとつであり、それが私たちの性質であり目的である』ことを人類に伝えるため、遙か太古の時代から地球を訪れています。
今回の接触には差し迫った地球の次元上昇が関わっており、1981年にチャネルの故カーラ・ルカート氏に最初の接触がなされています。
第二巻では前巻で言及された題材、例えば宇宙の創造と有様、知的無限と知的エネルギー、地球の霊的進化、存在密度、高次自己、輪廻転生、次元上昇、ポジティブ・ネガティブの極性と非二元性、エネルギー中枢、ワンダラー、地球外文明の関与、ヒーリング等がさらに敷衍されています。」
この第2巻、抽象的な内容が多く、私には少し難解でした。
興味深かった箇所の引用です。
・エネルギーについて、
「あなたがたになじみがあるのは身体的、心的、そして霊的な体複合体の一次的エネルギー中枢です。
螺旋を描くポジティブとネガティブのエネルギーの交差がつくる二次的中枢は、あなたがたのいくつかの一次的中枢の周囲を回っています。黄色光線の中枢には、肘と膝、そして身体の乗りものからわずかに離れた精妙な体のなかに二次的エネルギー中枢があるのがわかります。
それらのポイントは、存在者のへそ部分の付近で身体をかこむ菱形をえがいています。
個々のエネルギー中枢を精査して二次的エネルギー中枢を見つけることも可能です。
あなたがたのなかにはそうしたエネルギー中枢に取り組む人たちもいて、あなたがたはそれを鍼療法と呼んでいます。
ここで留意したいのは、その実践では科学的正確さが問題視されることがありますが、それは多くの場合エネルギー中枢の位置に例外が存在するためであるということです。
そこでは精度重視の科学的こころみの大半がそうであるように、創造された一人ひとりの性質がそれぞれに固有であることの考慮がなされていません。
エネルギー場に関して理解すべきもっとも重要な概念は、存在者の下極ないしネガティブ(陰)極は、宇宙からそれ自体に普遍的エネルギーを引き込むということです。
そして、そのエネルギーはそこから上昇し、存在者の内奥から下降してくるポジティブな螺旋エネルギーに出合って反応し合うということです。存在者の光線の活性化のレベルを見るときは、S極(ネガティブ)の外なるエネルギーが、螺旋をえがく内なるポジティブなエネルギーと出合う場所の位置が基準になります。
存在者の極性化が進むにつれてこの場所も上昇していきます。」
・受動的な瞑想と視覚化する瞑想の違いについて、
「瞑想のそうした二つのタイプは、特別な理由でどちらも有益です。
思考をクリアにして、あなたがた人類の思惟する心複合体の活動の特徴である『頭の混乱』をなくすことのできる受動的な瞑想は、『創造主』の声を聞くための出発点である内なる静けさへの到達を目指す者にとって有効です。
これはたいへん有用な手段で、観想や祈りとは別に、一般にもっとも役立つタイプの瞑想であることにまちがいありません。
視覚化と呼ばれうるタイプの瞑想は、瞑想そのものが内包しないことをその目的としています。
視覚化は達人のツールです。
頭のなかに視覚映像(心象)を保持する技の習得は、内なる集中力の発達をうながし、退屈や不快感を超越することができます。
この能力を自身のなかで結晶化させることのできた達人は、外的作用がなくても意識の極性化を引き起こすことがあり、それが惑星意識をもたらす可能性があります。
白魔術師と呼ばれる存在はこのようにして生まれます。
惑星の振動(波動)の意識的な上昇に取り組む者だけが、視覚化がとりわけ満足をきたす瞑想のタイプであることを実感することができます。
観想、すなわち霊的示唆を与えるイメージや文章を瞑想的な状態で熟考することも、あなたがたにはたいへん有効です。
また、祈りと呼ばれる意志の力も、潜在的な有効性を秘めています。
それが本当に有益な活動であるかどうかは、ほぼ完全に祈り手の意図や目的によって決まります。」
瞑想のタイプの分析は興味深かったです。
そして、お祈りについても。
キンドルアンリミテッドに入っている方で興味のある方にはお勧めです。