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(2019年12月現在)
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愛は誰も忘れていない ― 人生への答えがここにある
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訳者のあとがきの紹介には、
「二〇〇六年の終わりから二〇一三年のはじめにかけて著者が実際に体験した出来事を綴ったもので、三部作の完結編として前二作と同様、彼自身の人生を読者に余すことなくシェアしてくれています。
前作までをお読みの方はすでにご存知のとおり、著者が二人のアセンデット・マスターとともに展開している教えは、『奇跡のコース』(小社刊)という教本を基盤にしています。
難解と言われがちな『奇跡のコース』ですが、著者とマスターたちのジョーク交じりのやりとりは、コースの本質を軽やかに伝えています。」
とあります。
私は前作2作は読んでいないのですが、問題なく読めました。
「コース」はキリストの教えなので、この本もキリスト教の教えがかなり入っていますが、オリジナルに近い教えらしく、とっても興味深いです。
私は相変わらず、健康方面についての記述に興味があります。
アセンテッドマスターからの教えによると、自分で健康を維持するために身体の5ヶ所をマッサージすると良いそうです。
鍼灸のツボもこの5カ所にたくさんあるので、信憑性が増します。
引用します。
「(マッサージは)最初は頭皮から始めるの。
頭皮には神経がたくさんあるのよ。
誰かにきちんとマッサージしてもらうと、身体の別の部分で何か感じることもあるわ。
これはとてもいいことなの。
必ず頭皮全体をマッサージしてね。
身体の健康維持にはもってこいの方法よ。
髪を洗うときの刺激では不十分なの。
指と手のひらでマッサージするのよ。
(今、翻訳ボランティアをしている記事でも、頭部の膀胱経、胆のう経のツボをタッピングするのが不眠症に有効とありました)
二番目に刺激するのは耳よ。
頭皮と同じで、ここはヒーラーやマッサージセラピストも通常スルーするところだけど、神経終末が密集しているの。
特に耳のなかをマッサージするのは気持ちがいいわ。
そして、三番目が心臓よ。
とても大切なのよ。
あらためて言うけど、心臓はほぼ完全にほったらかされていると言ってもいいわ。
でもマッサージや刺激を与えることで、心臓が心臓そのものを癒やす助けになるの。
血液の循環がよくなって動脈も綺麗になるし。
かたち(肉体)のレベルでは死因のトップは心臓病になっているけれど、このアドバイスに従うと大きく変わるでしょう。
四番目はおへそ。
おへそには身体の中央の胸から性器にかけて連結する神経終末がたくさんあるの。
おへそもふつうは無視されているわ。
四か所について話したけれど、ラストの五番目の足も身体のとても重要な箇所で、マッサージなどで刺激を受けるべきところよ。
いま教えた箇所でも、刺激を受けると少し痛むことがあるかもしれないわ。
わたしが説明したのは基本的に全身のリフレクソロジーよ。
足だけじゃなくてね。
もちろん足も含めて、リフレクソロジーを続けていくと、痛みがだんだんなくなるわ。
痛いのは神経がつながっている箇所に何か異常があるからよ。
鍼治療のように神経に刺激を与えることで、徐々にその箇所が癒やされていくわ。
刺激を与えても痛みがなくなれば、その箇所は癒やされたということよ。」
鍼灸の長野式も経絡の火穴の圧痛を確認して、その水、気(金)穴を使う、としています。
圧痛は身体からのサインなんですね。
感情面については、
「言い争いや暴力が起こるときというのは、人々の感情が取り乱れているときなんだよ。
だから、きみたちは少しでも嫌な気分になったり、批判したり、傷ついたり、悪く思ったり、不快になったら、そんな自分にすぐに気づかなくてはいけない。
わずかな思いも明らかな怒りも全部同じで、そういう思いはいつだってエゴだ。
それに気づいたら、すぐにやめるんだ。
エゴで考えるのをやめなくてはならない。
地域一帯を全滅するような津波や地震などの悲惨なニュースをテレビで見ても、自分の思いを止めて聖霊に切り替えなくてはだめだ。」
今もいろいろな悲惨なニュースをたくさん見ます。
アニータ・ムアジャーニさんはニュース自体を見ることをやめるようにアドバイスしていました。
私はここのところ、夜にNYタイムス(夫がキンドルで定期購読している)を英語の勉強のために読んでいるのですが、少し情報をカットする方がいいのかもしれません・・・