私はNAJOM (北米東洋医学誌)の翻訳ボランティアをしています。

 

(この雑誌、英語、日本語両方の記事があるので、鍼灸分野の英語勉強にもなると思います)

 

 

 

 

 

今回の私の担当の翻訳記事は松本岐子先生についてでした。

 

日本でも有名だと思いますが、アメリカでもかなり知名度があります。

 

アメリカでは経絡治療の首藤傳明先生(大好きです。大分まで治療を受けに行きました)も有名ですし、私が知らないだけで、他にも有名な日本人の先生がたくさんいらっしゃると思いますが、私の周辺では松本岐子先生の名前を一番よく聞く気がします。

 

(最初、アメリカ人のクラスメイトに「キイコを知ってる?」と聞かれて誰それ???と思っていた私・・・)

 

 

鍼灸治療といっても、いろいろなスタイルがあるので、流派(?)によって治療内容がかなり異なります。

 

(なので、もし鍼灸治療で嫌な思いをされた方がいたら、それは治療師と合わなかっただけで、他のスタイルならば大丈夫という可能性もあると思います)

 

 

 

松本先生の流派はアメリカでは「キイコ・スタイル」と呼ばれて、かなり有名です。

 

現在はボストン在住で、アメリカ、日本のみならず、ヨーロッパでもたくさんのセミナーをされていて、お弟子さんも世界中にたくさんいらっしゃるそう。

 

日本人で(日本に限らずですが)、異国の地で活躍されている人は本当にすごいと思います。

 

語学のハンディだけでなく、差別や偏見もあると思うので。

 

 

 

 

私はキイコ・スタイルのセミナーには行ったことはないのですが、基礎となった長野式のセミナーに日本で行ったことがあり、すごく良かったです。

講師の先生も素晴らしく、もっと長野式も世界に広まってもいいのに、と感じます。

 

 

 



 

 

翻訳ボランティア、私の能力不足もあり、大変なんですが、とても勉強になります。

(自分の英語力のみならず、日本語力にもがっかりしたり。

ついつい他のことをやって逃避したり~)

 

 

私の治療ではキイコ・スタイルは使っていないのですが、今回の翻訳記事に、

 

「治療は身体の前面、背面の両方を使うべき。

そして、治療には1時間かけるべき」

 

とありました。

 

私もやってる、良かった~と嬉しく思いました。