ウェビナーでLGBTについての講義がありました。

 

講師は鍼灸師のカタリナ・ハンソンさん。

https://prismintegrativeacupuncture.com/about/about-prism-integrative-acupuncture/

 

LGBTとは、

 

L(レズビアン)

G(ゲイ)

B(バイセクシャル)

T(トランスジェンダー)

 

の略ですが、最近はこれにQueer(風変わりな、というような意味。ここではストレート以外のすべてを表すらしい) を加えてLGBTQと表すこともあるそうです。

 

鍼灸院で注意することは(鍼灸院に限らずですが)

 

・問診表での性別を書く欄に注意

 

M(男性)

F(女性)以外にも

「X」の欄を設けて、その上で性別を書く欄をつくる。

 

・名前も変えている場合があるので、その欄も設ける。

 

webinarで紹介していた例はこんな感じ。

 

 

ここまで詳しく書きたく場合は「生物学的性別」と入れると良い。

 

・トイレは女性用、男性用に分けない

(これは大きいクリニックのみで、普通はトイレはひとつだとは思うのですが)

 

 

ざっくりまとめるとLGBT問題にもっと気を付けましょう、という内容でした。

 

鍼灸院に限らず、病院などで差別によって嫌な思いをしたことがある人は56%。治療を拒否された人 (ひどい!)は8%もいるそうです。

驚いたのはこれがカリフォルニアの統計であること。アメリカの保守派の多い州はもっと差別が厳しいと思います。

 

私の周りでも子供たちのお友達の親がLGBTカップルだったり、鍼灸学校のクラスメイトにも(公にしているだけで)5人くらいいたし、近所の女の子が男の子の名前に変えていたりとか、身近に感じるようになってきています。

だんだん普通の感覚になってきたかと思いきや、そうでもないんですね。今のところ、私のクリニックにLGBTの方はいませんが、もっと気を付けよう!と思いました。

 

シカゴには有名なゲイパレードがあります。毎年6月ころに開催されます。一度だけ行ったことがあるのですが、すごい熱気でした。今はプライドパレードと呼ばれているみたいです。

 

LGBTで思い出したのですが、最近(少し前?)話題のトロイ・シヴァン。

ゲイであることを公にしていて、このプロモーションビデオもそれを前面に。

私はこれを見て、新しい時代になったな~と思ったのですが。

ファンもたくさんだろうけど、アンチもたくさんいるのでは、と老婆心ながら思ってしまいました。

 

人種や性別など気にせずに過ごせる世界になるといいですよね。