「じゃ!私は!お先に!」マ

「帰るん?」H

「まだやる事あるからね!

年明け決まったら、私にも連絡入れて」マ

「分かった」S

「じゃ!良いお年を!」マ

 

マネージャーは帰って行った。

 

ずっと黙っていたARIHITOが呟いた。

 

「メジャーか…」A

「(笑)どうした?」H

「俺が、一時的に止めなければ

もう少し早くメジャーの話出たんかな?って」A

「タイミングやろ?」J

「…ごめん」A

「(笑)謝るなら、これから全力で活動してくれ!」H

「…(笑)おう!サンキュ」A

「大丈夫なんか?」J

「大丈夫や!もう次行ける」A

「はぁ!?(笑)」H

「ん?彼女出来たん?」J

「彼女ではないけど…守りたいと思う人現れた」A

「(笑)えぇやん!」J

「あ!?だからあの歌詞か!」H

 

SAKIがギターを引き出した。

 

「好きだよと〜今日も言えないまま

見送った今まで一緒にいたのに」S

「わぁ!めっちゃ恋しとるやん!」J

まぁ…少しづつやけどな」A

「ほなぁ!もう大丈夫やね!」H

「おぅ!ホンマにごめんな」A

「いや…誰だって、婚約者が亡くなったら」J

「逆に、立ち直るの早くてびっくりやけどな」H

「まぁ…ちょっと色々訳ありやから

この先は、何とも言えんけどA

「(笑)確かに、訳ありやな」S

「ん?SAKI知っとるん?」H

「うん」S

「え!?どんな子?」J

「それは、ARIHITOから聞いた方がえぇんじゃん?」S

 

HAYATOJUN

同時に振り向きARIHITOを見た。

 

「めっちゃ興味あるやん(笑)」A

「あるやろ?」H

「ある!」J

「…ってか2人は?彼女!どうなん?」A

「俺は、相変わらず!?」J

「俺も!」H

「ってか、メジャー皆女ありって

ファンが知ったらヤバない?」J

「確かに!」H

 

話がそれてARIHITOは一安心していた。