凜人は、マイクで話し始めた。

 

「って事で!マスター!ちょっと

こちらに来て貰えますか?」凛

「ん?俺?」マ

「はい!」凛

「なんも、当たらなかったから

罰ゲームでもやる?」マ

「いいから!来て(笑)」

「は〜い」マ

 

マスターは、不貞腐れながら

2人の所に向かった。

 

「罰ゲーム?」客

「え〜!!マジで?」マ

 

お店は、色々とザワついていた。

 

「シー!!発表します!」

「去年の話をチラッと聞きまして〜!

マスター?覚えてますか?」凛

「去年?」マ

「はい(笑)」凛

 

マスターが一生懸命思い出してると

去年、何も当たらなかった人がいた。

 

「あ!!俺と同じだ!(笑)」客

「ん?去年当たらなかったんだっけ?」マ

「(笑)はい!でも、当たらなくて良かったの!」客

「当たらなくて?良かった?」マ

「思い出せないの?(笑)

マスターが急遽やったんだよ!!(笑)」

「俺が?(笑)なんだ?」マ

 

マスターは、なんにも思い出せなかった。

 

「もぅいいや!発表して下さい!」

「はい!それでは!マスター!

覚悟!?(笑)覚悟はよろしいですか?」凛

「はい!」マ

 

皆が、クスクス笑う中

マスターは、真面目な顔をし姿勢を正した。

 

「それでは、何も当たらなかった!

ただ1人の可哀想な人に!お店から!

金一封を差し上げます!!」凛

「あはは!金一封!!」客

「あ〜!思い出した(笑)」マ

「ね?1番嬉しいプレゼント当たったでしょ?」客

「そうだけど!(笑)結局俺の金じゃねぇ?」マ

「それは!違います!(笑)」

「ん?」マ

「会費からこれも用意したから!(笑)

マスターが1番良い景品当たった!って事!」

「お!マスターズル〜!!」客

「え!?じゃあ!これで皆でなんかしようよ」マ

 

何故かマスターは、困っていた。

 

「マスターも、たまには、貰っときなよ!」客

「え!?マジで?」マ

「はい!って事で!

僕も宙さんも、当たってますので!

これで、全員商品ゲットになります!」凛

「さぁ!飲み直しです!

時間まで!ごゆっくりどうぞ!」

「飲むぞ〜!!(笑)」客

 

お客さんは、飲み始め

凜人と、宙はお互い小さくピースをした。