スタッフは、両手をクルクル回していた。

 

「あはは!巻が入りましたね」A

「ホンマや!(笑)」H

「そろそろ、やろか?」S

「やね(笑)マジギレされる前に!」 J

「それでは、本当にラストです!

メリークリスマス!」A

 

ARIHITOの言葉に続いて

メンバーも叫んだ。

 

「メリークリスマス!」

「聞いてください!

クリスマスソング」A

 

そして、ラストの曲が始まった。

 

あの時君に出会って ただそれだけで

自分も知らなかった自分が次から次に

 

会いたいと毎日思ってて

それを君に知って欲しくて

すれ違う人混みに君を探している

こんな日は他の誰かと笑ってるかな

胸の奥の奥が苦しくなる

 

できれば横にいて欲しくて

どこにも行って欲しくなくて

僕の事だけをずっと考えていて欲しい

やっぱりこんな事伝えたら格好悪いし

長くなるだけだからまとめるよ 君が好きだ

 

聞こえるまで何度だって言うよ 君が好きだ」

 

「ありがとうございました!

良いクリスマスを過ごして下さい!」A

 

メンバーは、一礼をしステージを後にし

マネージャーと言葉を交わした。

 

「お疲れ様!最高だった」マ

「マネージャー!サンキュ!」S

「(笑)サンキュ!」H

「やっぱり、最高やね!ウチのマネージャー!」 J

「そうゆう時だけ!(笑)」マ

 

一足遅くARIHITOが戻ってきた。

 

「ありがとう!」A

「お疲れ様!」マ

 

楽屋に戻った。