会場は物音1つせず

メンバーの発表を待っていた。

 

(笑)はよ!言ってあげぇよ!」H

 

HAYATOは沈黙に耐え切れなくなった。

 

「はい!(笑)では!発表します!」A

「どうぞ」S

「まだまだ、レコーディングに時間がかかります!

どれだけ待たせるのか、正直!分からん。」A

「え〜!!」客

「なので!12月!

どうゆう形での発表かは!まだね!

分からんけど!またシークレットライブ?

を!やりたいなぁ!?って思うてます!」A

 

客席からは、拍手が鳴った。

 

「(笑)まぁ!今言ったから

シークレットライブには!ならんけどな!」S

「まぁ(笑)そうやね!」J

「皆は?何時がえぇ?」H

「クリスマス近くー!!」客

「年越し〜!!」客

 

問いかけに皆、色々答えていた。

 

「クリスマス!?あはは!

皆クリスマス空いとるん!?」J

「空いてる〜」客

「ほなぁ!メンバーは?

クリスマス空いとるん?」H

「俺は!ガラガラ〜(笑)

HAYATOと飲みに行こうか?

って話しとったもんな?」J

「あはは!そうやな!

ARIHITOSAKIは?」H

「俺は!秘密で!(笑)」A

「わぁ!ずるぅ!」H

「ほなぁ!俺も秘密で!」S

2人共!!ずるぅ〜!!」J

「ほなぁ!クリスマス!24

ここ空いとるん?」H

 

HAYATOが会場のスタッフに聴き始めた。

 

「すいません!24.25は!空いてません!

23日なら大丈夫でーす!!」スタッフ

「ほな!23日予約で!」J

「はぁ!?今?決めるん?」S

「やって!クリスマス近くなんか

何処も会場取れないやろ?」H

「(笑)ですね!」A

「ってな!事で!23日!

イブイブ!ライブ!決定〜!!」H

「あはは!(笑)えっ!?ホンマに?」A

 

ARIHITOは嘘だと思っていたが

HAYATOは本気だった。

 

「スタッフさん!よろしく!」H

「予約入れときます!」スタッフ

「リーダー?えぇの?」A

「決まったな!(笑)」S

「まぁ!後でうちのスタッフに

怒られるだけやからね!」J

「また、全部!自分達でやりますので!

事務所関係者の皆様!

どうぞ暖かい目でお願い致しますぅ」S

 

メンバーがスタッフに一礼すると

客席からは拍手と笑いが起こった。

 

「それじゃあ〜、次行こうか?」A